マウナ・ケア山 (Mauna Kea) は、ハワイ諸島にある火山であり、ハワイ島を形成する5つの火山のうちの1つである。ハワイ語でマウナ・ケアとは「白い山」の意であり、冬になると山頂が雪に覆われることから名づけられた。
マウナケア山山頂付近は、天候が安定し、空気が澄んでいることもあり、世界各国の研究機関が天文台を設置している。日本の国立天文台が設置したすばる望遠鏡もここにある。
マウナ・ケア山の山頂は、毎年11月頃から3月頃にかけて雪や氷によって覆われる。かつてマウナ・ケア山には更新世の氷期に1年を通じて氷冠を持っていたことが分かっており、過去20万年の間に少なくとも4回の氷期があったことを示す痕跡が残っている。最後の氷期は紀元前1万3000年頃に終了した。
マウナ・ケア山の地理的条件は、大気観測や天文観測にとって重要な位置を占めている。山頂における大気の密度は海面付近の4割程度であり、1年のうち快晴の日が300日以上あることから、天体の鮮明な観測をすることができる。北緯20度という低緯度に位置していることも、北半球と南半球の両方の天体を観測することができることから、好条件の1つである。またマウナ・ケア山は楯状火山であるため、山頂への資材輸送が容易であり、多くの天文台が建設されている。
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