ポロロッカ
満月と新月の時は干満の差が大きく(大潮)、およそ5メートルほどの高さの波としてアマゾン川の河口に押し寄せてくる。この大波は川の流れを飲み込んで時速65キロメートルの速度で逆流し、800キロメートルの内地にまで至るものもある。
大潮に由来するため月に2回起こる現象であるが、3月頃には干満差の大きさや、雨季の影響によるアマゾン川の水量の多さにより規模が大きくなる。雨季に当たる春には、アマゾン川の大量の水が満潮になって押し寄せる海水と衝突する。この時川の水は逆流する海水に押され、海に流出することができず海水と共に逆流する。この時、600キロメートルの内陸でも甚大な被害が懸念される。
この現象は、波の到着が予告することを憎んだインディアン達によってポロロッカと名付けられたが、これは「大きな騒音」という意味である。
しかしながら、サーフィンを楽しむ人にとってはポロロッカは天国のような現象である。2003年にはアディルトン・マリアーノがこの波に乗って34分間川を上っている。 しかしながら、水中にはピラニアなどの死体も沢山含まれているなど、サーフィンには危険もある。