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ボートとはのことで、日本では主に小舟、特にオールを漕いで推進力を得るようなものを指して使うことが多い。モーターでスクリューを廻し、推進力を得るモーターボートもある(日本で行われているモーターボートレースについては競艇の項を参照)。

スポーツとしてのボートはローイング漕艇そうてい)、端艇たんてい)、競漕きょうそう)とも呼び、座席(シート)が前後に動き、オールを使って脚力により船を進めることでレースをする競技。また、その競技大会は,レガッタともいう。レガッタは、ヨットなど水上スポーツ大会を指す言葉としてももちいられ,語源はゴンドラの競漕に由来する。

1艇のチームはクルーと呼ばれ、クルーは漕手(そうしゅ)と舵手(だしゅ、コックス)で構成される。漕手とは、オールでボートを漕ぎ進める人、舵手とは、ラダーと呼ばれる舵の操作と漕手への指示を送る人。舵手がいない艇もある。

世界的に見れば、ボート競技が盛んに行われているのは発祥の地である欧米諸国である。日本では、学生や実業団の競技が主流。

ボートの種類


ボートにはさまざまな種類がある。大きく分けて、大きいオールを一人一本持って漕ぐスウィープ種目と、小さいオールを一人二本持って漕ぐスカル種目の2つがある。一般に、スウィープよりスカルのほうが高速。 また、体重によって軽量級とオープン種目に分かれる。 レースはレガッタと呼ばれ,国際大会では2000mにて競われる.国内では1000mでのレースも多いがこれは直線距離を河川湖にて2000m確保できないことが事情として上げられる.また,国内で最も有名な早慶レガッタは3000mで行われているが,コースは自然の河川を利用して行われており,ヘッド・レースと呼ばれている.
エイト (8+)
スウィープ艇で、8人の漕手と1人の舵手が乗る。ボート競技の中では最大の人数で、最も高速。
フォア (4-, 4+),クォドルプル (4×, 4×+)
4人で漕ぐ種目には、スウィープ艇として舵手付きフォア (4+)、舵手なしフォア (4-)、スカル艇では舵手付きクォドルプル (4×+) と舵手なしクォドルプル (4×) の4種目がある。高校生の競技では舵手付クォドルプルがもっとも人数が多い。
ペア (2-, 2+)、ダブルスカル (2×)
2人で漕ぐ種目にはスウィープ艇として舵手なしペア (2-)、舵手付きペア (2+)、スカル艇としてはダブルスカル (2×) がある。
シングルスカル (1×)
1人で漕ぐ、ボート競技の中で唯一の個人種目。

(上記で、「+」は舵手つき種目、「-」は舵手なし種目、「×」はスカル種目を指す)

国内の大学におけるボート


大学のボート競技は盛んで、早稲田大学慶応大学の対校試合である、早慶レガッタ三大早慶戦と言われ、隅田川の春の風物詩としても有名である。5月のゴールデンウィークの次の週の日曜日に行われる東京大学一橋大学の対校試合は「東商レガッタ」(一橋では「商東戦」)と呼ばれる。通算成績では東大が一橋を大きくリードしているが、近年は一橋が優勢である。しかし、これらの伝統校と呼ばれる大学が活躍していた時代と現在では大きく勢力図が変わってきている。早稲田大学や慶應大学は現在でも強豪校であるが、東京大学一橋大学の両校にかつてのような強さはない。東京大学はかつて、全日本選手権4連覇など輝かしい成績を残した時代があったが1987年の全日本大学選手権優勝以来、軽量級を除いてはエイトのタイトルから遠ざかっている。反対にこの20年あまりで最も力を伸ばしてきた大学が中央大学日本大学などの私立大学である。特に中央大学はエイトにおいて、1983年の全日本大学選手権及び全日本選手権の初優勝以来、全日本選手権の優勝が5回、そして全日本大学選手権での優勝は4連覇、3連覇を含む13回を数える。 さらに1983年以来、現在に至るまでの23年間に渡って、全日本大学選手権のエイトでは優勝13回、準優勝9回、3位1回と連続して表彰台に上がるという驚異的な実績を残している。近年では中央大学を破ることが優勝するということを意味するようになっているが、伝統校と呼ばれる学校も巻き返しに躍起である。早稲田大学では豊富な資金と学校のネームバリュー、そして、スポーツ推薦制度の強化で超高校級の一流選手を毎年、獲得している。慶應大学は附属高校のボート部強化に努め、高校大学と一貫した指導体制で効果を上げている。2003年はこうした努力が実を結び中央大学を破り栄冠を手にした。日本大学もレギュラー選手の学費免除制度など魅力的な条件で多数の有望選手を毎年獲得して、中央大学に次ぐ5回の優勝を数えている。最近では新興勢力の台頭も著しく仙台大学は創部4年目で早くも全日本大学選手権のエイト決勝に駒を進めてきた。このように私立大学が優勢であるが、国立大学勢では東北大学が毎年優勝に絡む活躍をしている。殆どの選手が大学入学で初めてオールを握るが、東北大学のボート部員達による日々の努力がこのハンディを跳ね返していると思われる。

扱った作品


外部リンク


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