article

シビック(CIVIC)は本田技研工業乗用車

ハイブリッド仕様に関してはシビックハイブリッドを参照のこと。

旧型のEUシビックは小型乗用車の分類に属しており、1500cc SOHCのD15Bから2000cc・DOHC i-VTECのタイプRで、セダン版・ESシビックがガソリン電気ハイブリッド仕様モデルと、かなり幅広い展開だったのに対し、現行型から3ナンバーサイズの中型車にボディサイズが拡大され、日本仕様に関しては、ボディ形状はセダン型のみで1800ccSOHCi-VTECエンジンと、1300ccガソリン電気ハイブリッド仕様のみに絞られた。後に2000ccDOHCi-VTEC(旧タイプRのものとは別)が追加された。但し、日本以外の国ではハッチバッククーペボディ仕様も展開されており、2200ccディーゼルエンジン搭載車もラインナップされている。

歴史


初代(1972年-1979年)

初代シビックは1972年7月、当初は英国のミニのような独立したトランクを持った2ドア2ボックススタイルでデビュー。同年9月に3ドアハッチバックモデルが追加された。 エンジンは1169ccおよび1238cc。トランスミッションは4MTと2速ホンダマチックが用意された。 1972年12月13日、低公害技術CVCCを搭載したモデルを追加。

1974年10月、シビック初のスポーツモデル、RSがラインナップに追加。ホンダは"RS"は「レーシングスポーツ」等ではなく「ロードセーリング」の略だとしている。これは当時スポーツモデルが認可されにくく、お役所の睨み回避との説がある。

発売されるやいなや、国内外とわずマーケットでセンセーショナルを起こし、ホンダ始まって以来の大成功をおさめた。国内においては、クラウンスカイラインに乗ってたユーザーをシビックに衣替えさせるという珍現象が発生した。 シビックの人気はその後も衰えず、第4次中東戦争が原因で起こった1973年第一次オイルショックマスキー法が発端で起こった排ガス規制が追い風となって、国内のみならずアメリカでも大ヒットを飛ばし、ホンダ1300の大失敗で、命運が危うくなっていたホンダ四輪の危機を断ち切ることに成功した。

2代目(1979年-1983年)

1979年7月、2代目通称「スーパーシビック」にモデルチェンジ。なまじサイズを大きくしてしまったために、輸出先のアメリカでは「狭い」という逆の評価をされてしまった(初代モデルの場合は、後席は人間が乗る場所ではなく荷物置き場と割り切って使われていた)。

通常モデルが80馬力のところを85馬力にチューンナップしたホットモデル「CX」はオレンジ色の専用外装色も相まって人気となる。CXには一つの軸で速度計と回転計を統合した集中ターゲットメーターを装備し、これも話題となった(初代プレリュードにも引き継がれた)。 このモデルからワンメイクレースシビックレース'''」が開催されるようになった。

3代目(1983年-1987年)

Honda Civic 3rd generation-1.jpg | 1983年9月、3代目通称「ワンダーシビック」にモデルチェンジ。CMソングにルイ・アームストロングの"What a Wonderful World"を起用した。 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。 1984年11月に追加された1600cc DOHCの"ZC"エンジンを載せた活発なモデル「Si」はレースの世界でも活躍。走りのよさから若者や走り屋から好評を得た。 またこのグレードのボンネットはS800以来のパワーバルジ付になっている。 また、「シャトル」と呼ばれる5ドアハッチバックが登場したが、1984年11月にパートタイム4WDモデルが追加設定され、1986年9月にはビスカスカップリング式リアルタイム4WDに進化した。型式一覧
3ドア Si E-AT, 25i/25R/25M E-AH 23L/23E/23U E-AG
4ドア Si E-AU, 35i/35G/35M E-AK
5ドア RT M/RT J/4WD M/4WD J E-AR, 55i/55G/55J/55M E-AK,53U E-AJ

4代目(1987年-1991年)

Honda Civic 4th generation-1.jpg 型式名E-EF。
前期
後期
  • 1989年9月のマイナーチェンジ。
  • 先にDA型インテグラに搭載されていたB16A型1600ccDOHC VTECエンジンがついにシビックに移植された。当時1600ccクラス最高の160psを誇った。このエンジンを搭載したグレード名は「SiR」となった。
  • 若干のフェイスリフトが行われ、このころのホンダのトレンドに沿いフロントのウィンカーが拡大され白くなった。
  • EF3のボンネットのパワーバルジは削除された。

ボディラインナップは先代同様、3ドア・4ドア・5ドア(シャトル)の3種類。5ドアの4WDモデルは、マイナーチェンジを繰り返しながら5代目と平行して1995年(最終モデルの愛称はビーグル)まで併売された。

5代目(1991年-1995年)

Civic_eg6.jpg
  • 1991年9月、5代目通称「スポーツシビック」にモデルチェンジ。外見上のデザインは、ヒラメをモチーフにしたと伝えられる。
  • 型式名E-EG。B16A型 DOHC VTECエンジンは170ps(AT車は155ps)に強化された。また新開発のVTEC-Eエンジン(リーンバーンエンジン)を搭載した低燃費指向のETi、SOHCで吸気のみ可変のVTECエンジンを搭載したVTiというグレードが登場。
  • 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
  • 1992年にシビック20周年記念車としてZCエンジンを搭載したSiが限定発売された。
  • このモデルから米国版にはクーペ(EJ1型)が用意され、少量であるが日本にも輸入されている。今も、スポーツコンパクトファンを始め走り指向のユーザーにも根強いファンが多い。この「シビック・クーペ」のCMは映画「スパイ大作戦」のサントラ盤をBGMとし海外の海の上の吊り橋の道が渋滞している、という設定のCMであった。
  • 映画「ワイルドスピード」に登場したこともスポーツコンパクトファンの心を掴んだ一因となっている。セダンはこのモデルからシビックフェリオとなった。フェリオにはジョディ・フォスターがCMに出演した。

5ドアのシャトルは先代のまま継続生産。

6代目(1995年-2000年)

前期
  • 1995年9月、6代目通称「ミラクルシビック」にモデルチェンジ。
  • 型式名E-EK。
  • 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
  • 主力モデルの3ドアVTi/フェリオViのエンジンは、従来のVTECVTEC-Eを統合し、低燃費高出力を実現させた3ステージVTECに進化し、オートマチックトランスミッションは、ホンダマルチマチック(HMM)と呼ばれるCVTが搭載された。
  • 5ドアのシャトルは先々代のまま継続生産され続けたが、96年2月にオルティアにバトンを渡し、生産を終了した。
  • 1997年8月に追加されたタイプRでは、排気量は1600ccのままながらついに185psを発生するに至った。
  • クーペモデル(EJ7型)は先代同様逆輸入扱いで国内販売もされた。
  • 初期モデルのCMには松雪泰子(その後、日産・プレセアのCMに出演)のほか、レオナルド・ディカプリオ(3ドア)やレイ・チャールズ(フェリオ)が出演していた。

後期
  • 新排ガス規制に対応したため型式が変わり、GF-EK型となった。
  • 外観はヘッドライト・フロントバンパーの形状変更、室内ではオーディオスペースが前期の1DINサイズから2DINに拡大されたのが特徴。メカニズム的には大きな違いは無い。
  • 1998年、環境に優しいCNGを燃料とするフェリオベースのシビックGX (シビッククーペと同様、米国で生産される) が販売開始。

7代目(2000年-2005年)

2000年9月、7代目にモデルチェンジ。 型式名は5ドアはEU、4ドアフェリオはES。当初背の高い5ドアモデルとフェリオのみのラインナップとなった。なお、主に米国向けにクーペ(EM型)、欧州向けに3ドア(EP型)が存在している。 キャッチコピーは「We Can Change」。CMソングはエミルー・ハリス(Emmylou Harris)の「Together Again」 この7代目シビックは日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

2000年12月に追加されたタイプR(EP3型)は、英国から輸入されて販売している。 基本は、インテグラタイプR(DC5型)と同じ2000cc K20A i-VTECエンジンを搭載しているが、排気系の取り回しの関係上、出力は5ps低い215psとなっている。また、インテグラタイプRに採用されているブレンボ社製のブレーキ・キャリパーは、シビックタイプRに設定されていないが、インテグラタイプRよりも制動距離が短いのは驚きだ。加速も電動アシストパワステによりインテグラタイプRと同等といえる。 なお、このモデルが登場した翌年に、長年ライバルだったカローラレビンスプリンタートレノは絶版となった。

2001年12月にはハイブリッドカーであるシビックハイブリッド(ES9型)が発売された。2004年12月現在、5ナンバーでコンパクトでオーソドックスなセダン外観のガソリン電気ハイブリッド乗用車としてはシビックハイブリッドが日本で唯一のモデルである。専用エアロパーツ、専用アルミホイールなどを装備する。なお米国ホンダはシビックハイブリッドに加え2004年12月10日から第二弾・アコードハイブリッド(ここでいうアコードとは、日本でのインスパイアにあたるもの)を発売開始している。

2003年9月、マイナーチェンジを受け、ボディ前後のデザインが変更され、見た目の腰高感が薄まった。また5ドアにもフェリオ同様にスポーツモデルが用意され(反対にフェリオはスポーツモデルが廃止)、マニュアルシフトができる7速CVTが採用されている。またこのマイナーチェンジで5ドアからD15B型1500cc・115psと105psのモデルが消滅し、D17A型1700ccVTECエンジン・130psに一本化された。走り志向のXSではトレッドが広げられ、16インチとなりホイールハブが5穴に変更され、EU系の5ドアで初めて4輪ディスクブレーキが採用された。

7代目シビックはコンパクトカーとしても、ミドルクラスとしても非常に曖昧な位置に有り、更に多くの派生車種の陰に隠れてしまいお世辞にも売れている車とは言えない状況に陥った。

8代目(2005年9月-)

2005年9月22日にフルモデルチェンジを行った。7代目の5ドアハッチバックが販売不振だったために、日本では4ドアセダンのみ。ハッチバックはフィットに統合される形になった。そのために5代目から続いていた『フェリオ』というサブネームは消滅した。CMでのキャッチコピーは「CIVIC on the Earth」エルビス・プレスリーの「Can't help falling in love」のCMオリジナルバージョンをバックに流したCMである。

このモデルからボディサイズが3ナンバーのミディアムサイズセダンへとクラスアップした。エンジンは新開発のR18A型1800cci-VTECエンジンと1300cci-VTECガソリン電気ハイブリッド。なお、2006年4月6日にはアコードに搭載されている2000cc DOHC i-VTECエンジン(K20A)が追加された。R18A型エンジンはVTECにより部分負荷時に吸気バルブを遅閉じするミラーサイクルを採用し、従来のD17A型エンジンよりも低燃費を実現している。 スピードメーターとタコメーターを分割した「マルチリフレックスメーター」が特徴的なデザインである。

ミッションは、1800ccはクラス初の5AT、ハイブリッドはCVT、2000ccは5ATにマニュアル感覚でギアが5段階選択できるパドルシフトを搭載したSマチックを採用している。

従来のモデルに比べて、内装の質感を大幅にアップさせた。ただその分、サイズや排気量がアップした事も含めると割高になった感はどうしても否めない。

今までは、トヨタ・カローラ日産・ティーダ(かつてのサニーパルサー)などがライバル関係だったが、現行はそのボディサイズや排気量(1800cc)を踏まえると、トヨタ自動車プレミオアリオン日産自動車ブルーバードシルフィマツダアクセラなどがライバルと言えるだろう(ただし、アクセラ以外はすべて5ナンバーだが)。

Si
北米市場向けにはクーペにSiというグレードを設定している。これは197馬力(147kW) のDOHC i-VTECエンジンを搭載し、トランスミッションは6MTと組み合わせられる。また2006年2月8日に「シビックSiセダンコンセプト」をシカゴオートショーで発表した。これはクーペSiと同様の仕様のセダンである。2006年秋に「シビックSiセダン」として北米で発売される予定である。

海外のシビック


欧州

初代(1995年-2001年) ローバーと共同開発し英国スウィンドン工場で生産された5ドアハッチバックとワゴンタイプのエアロデッキ。基本的にはローバー400と同じだが、車体のフロントと後ろのライトやグリルのデザインが違いエンジンも両方自社のを積んでいる。共食いにならないようローバーの方は高級感を売りにし、シビックの方はシンプル思考で市場の住み分けしている。前期モデルは前から見たら同時期に売られていたドマーニと同じデザインであり、車内のインパネなども同じであるが車体の後ろ半分の設計は全くの別物である。後期モデルになるとフロントデザインを一新して当時ホンダの主流になりかけたペンタゴングリルを採用、また当時欧州で知名度が上がってきた現代自動車とHのエンブレムが間違われる事が多く見うけられたのでエンブレムのサイズを約2倍大きくして差別化を図った。エンジンは1.4L・1.5L・1.6L・1.8Lがあり1.8Lは165馬力で最高速度220km/hとかなりのスポーツ仕様であった。

2代目(2001年-2005年) 日本で売られていた7代目と同じ5ドアと欧州オリジナル3ドアハッチバックがラインアップされており、エンジンの排気量は日本とは微妙に違う1.4L・1.6L・2.0Lとポーランドのいすゞから1.7Lディーゼルが輸入され設定された。欧州ではいい評価を得てイギリスだけでも毎年約35,000台を売り、コンパクト3ドア市場ではフォーカスゴルフを抜いて1位の座を得た。   タイプRは日本とエンジンとサスペンションの設定が微妙に違い、シートがレカロではなく座面が色々調整できるバケットシートを採用。「Bye-Bye,GTI」という挑発的な宣伝文句とバレンティーノ・ロッシのユニークなCM、他社の同クラスの車に比べたら性能と価格共に良く、生産された3ドアの3台に1台はタイプRという異常な売り上げを記録した。またタイプRのみ次期型が出るまで販売は継続される

3代目(2005-) 日本や北米とは全く違う設計の3ドアに見える5ドアハッチバック。今まで欧州では老人のための車と馬鹿にされていたホンダのイメージを脱却するため、かなりスポーティーなデザインをしている。エンジンは欧州フィット用の1.4i-DSIと日本と同じ1.8i-VTECとトップレベルの環境と運動性能で好評を得ている2.2i-CTDiを採用し、ミッションは6速MTとi-SHIFTと呼ばれるマニュアルでも操作できるATがある。安全面では6つのエアバッグABSVSA、EBD(各輪独立制御)やブレーキアシストなど標準装備。内装はエアコン・ステレオやカーナビの情報を表示する7インチディスプレー、アルミのペダルやタコメーターの真ん中に車の状況を表示する3インチディスプレーなど豪華な装備が標準でついており、後部座席はフィットのULTRシートを採用し、エアウェイブのスカイルーフみたいなものの設定もある。 3ドア版のモデルは1年遅れて発売される予定

香港

台灣

中国

車名の由来


  • Civic 市の、市民の、公民のと言った意味の英語。

派生車


現在のシビックのプラットフォームを使用した車種


過去のシビックのプラットフォームを使用した車種


2代目

3代目

4代目

5代目

6代目

7代目

外部リンク


自動車の車種

Honda Civic | Honda Civic | Honda Civic | Honda Civic | Honda Civic | Honda Civic | Honda Civic | ฮอนด้า ซีวิค | 本田Civic

 

This article is licensed under the GNU Free Documentation License. It uses material from the "ホンダ・シビック".

Home Pageartsbusinesscomputersgameshealthhospitalshomekids & teensnewsphysiciansrecreationreferenceregionalscienceshoppingsocietysportsworld