ベルシャザル(Belshazzar)は新バビロニアの王、ナボニドゥスの息子。遠征で国内を空ける事の多かった同王によって国内統治を任されていた。アッカド語ではベル・シャル・ウツル(Bel sarra usur)と表記される。
旧約聖書ダニエル書の第5巻と第8巻では彼が最後のバビロニア王として記録されているが、史実では無い。
紀元前547年にバビロニアの神殿の人事が一新されている。これをもってベルシャザルが人事権を掌握していたという説があるが定かではない。しかし彼の権力は相当な物があったと考えられ、旧約聖書で彼が王と記録されているのはその存在感を示すものと言える。
王国滅亡後の消息は不明である。
ベルシャザルがダニエルを呼び、字を解釈させた。ダニエルの解読によれば「神は父王ネブカドネザルに権勢と栄光を与えた。しかし、彼は尊大、横暴に振る舞い思うがままに人を殺したので王位を追われ栄光は失われた。父王は野獣の如き有様となり雨に身を濡らし、ようやくこの世を統べるのは神である事を知った。ベルシャザル王、あなたはこれを知りながらなお神に従おうとしなかった。祭具で酒を飲み、石や木で作られた神々を讃えた。だから神はあの手を遣わして文字を書かせたのである。文字は「メネ・メネ・テケル・パルシン」である。メネは数えるの意、あなたの治世を数えたてそれを終えた。テケルは測るの意、あなたは秤にかけられ不足であると判定された。パルシンは分けるの意、あなたの王国がメディアとペルシアに分けられる事を意味する。」と言う事であった。
そしてその日の夜、ベルシャザル王は殺された。
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