ビリルビン(Bilirubin)は、ヘモグロビンなどに含まれるヘムの生分解産物で、赤褐色の胆汁色素である。ヒトなど多くの動物の糞や尿の色の原因となっている。ピロールが4個連なった構造を有するテトラピロール化合物の一種。血液中のビリルビン量は変動が大きいが、種々の疾患でさらに大きく上昇するため、血液検査で重要な項目である。
通常はT-Bilと直ビのみを測定し、間ビはT-Bilから直ビを差し引いて算出する。血中のT-Bil濃度が高い病態を高ビリルビン血症と言い、血中の直ビ濃度が高い病態を高直接ビリルビン血症と言い、血中の間ビ濃度が高い病態を高間接ビリルビン血症と言う。正常値は概ね、T-Bilが1mg/dl以下、直ビが0.2mg/dl以下、間ビが0.8mg/dl以下。
| 検査法による名前 | 略称 | 抱合の有無による名前 | 極性 | 毒性 | 正常値mg/dl |
|---|---|---|---|---|---|
| 総 | T-Bil | ~1 | |||
| 間接型 | 間ビ | 非抱合型 | 脂溶性 | 有り | ~0.8 |
| 直接型 | 直ビ | 抱合型 | 水様性 | 無し | ~0.2 |
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