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Hornberg.jpg トライアル (Observed trials, Motorcycle trials) は、設定されたコース(セクションと呼ぶ)を、いかに足をつかずにオートバイで走り抜けるかを競う競技

現在は、ヨーロッパ(特にイギリススペイン)において盛んである。発祥は定かでないが、20世紀初頭のオートバイ出現と同時に、イギリス貴族の遊びとして始まった説がある。

ルール


競技持ち時間(5時間前後)の間に、セクションと呼ばれる採点区間(通常10~15のセクションを2~3回走行する)ごとの減点方式で進行する。セクション通過中に足を1回つくと1点減点、2回つくと2点減点、3回以上は3点減点になる。指定されたセクションのエリアを飛び出したり転倒した場合、足をついた状態でエンジンを停止させた場合、各セクション通過持ち時間(世界選手権1分30秒、全日本選手権1分等)以内に通過出来なかった場合、セクション内で車両がバックした場合は5点減点となる。セクション通過を放棄した場合も5点減点となる。セクションを減点0で通過することを「クリーン」と呼ぶ。全セクション終了時の減点合計のいちばん少ない者が勝者となる。

セクションは自然の地形を利用するものから人工的なものまでさまざまであり、コースの右側にいマークを、左側にいマークを置く。オートバイの前輪が、複数の赤と青のマークの間を通らなければならない。セクションのエリアを明確にするため、補助的にコーステープを敷設する場合もある。

競技会


  • 有名な競技会に、イギリスの SSDT(Scottish Six Days trial、スコティッシュ・シックス・デイズ・トライアル)がある。日本では、出光イーハトーブトライアルが有名。

1973年にMFJ(財)日本モーターサイクルスポーツ協会主催の第1回全日本トライアル選手権が始まる。初代全日本チャンピオン木村治男ヤマハ)である。全日本選手権は全国を転戦し、現在では年間7~8戦開催されている。全日本選手権を頂点として、日本各地を8ブロック(全道東北関東中部近畿四国中国九州)に区切った地方選手権も開催されている。地方選手権の下では各大会が開催され、上位選手権への登竜門としての性格を持っているが、最近では楽しみとしてのトライアル大会を望む声が多く、気軽に楽しめる各地のツーリングトライアルや草トライアル大会が賑わいを見せている。

世界選手権1964年に始まったヘンリー・ゴーターズ(初代王者はドン・スミス)からヨーロッパ選手権を経て1975年から歴史を刻んだ。初代世界チャンピオンマーチン・ランプキンイングランド)。息子も世界チャンピオン(1997~2003・7年連続)で、世界選手権最多勝利数(98勝・2005年終了時)を誇るドギー・ランプキン。ヨーロッパでは絶大な人気を誇るトライアル世界選手権も、マシンの進化やライダーのテクニックの向上により、最近ますますセクション難易度が高まっている。観客動員増を目論んだ2日間制競技も、転戦するファクトリーやライダーへの負担が大きく、より巨大なチームに有利な状況を作り出してしまい、昔の様なプライベーター参戦で好成績を望む事が難しくなってしまった。それによって現在では世界選手権への参加台数が減少する傾向が顕著になってきた。2006年度からは、ヨーロッパ地域での世界選手権は1日制大会に戻る(日本北米大会等は2日制)模様である。また、セクション難易度の上昇による参加者減少に対処する為、ノーストップ・ルールの再導入(1998~2003に導入されていたが、停止減点の判定で混乱が多く2004年よりルール改正となった)も検討されている。

その他


  • 世界選手権などでのプロフェッショナル・トップライダーの技は常人の理解を超えるものがあり、足をつかずにオートバイを長時間停止させたり、垂直な壁を登ったりする。技術的には、足を付かずにバックすることもできる。
  • トライアルバイクメーカーとしてはHRCヤマハ発動機ガスガスベータモンテッサスコルパシェルコなどがある。
  • 特撮番組仮面ライダークウガ』においては、トライアル選手の成田匠・亮兄弟がバイクスタントを担当した。クウガのバイク・トライチェイサー2000などの撮影用ベースになったのは、ガスガス社(スペイン)のバイク・パンペーラ250である。
  • トライアルバイクを使ったシーンが印象的な瞬間接着剤のコマーシャルがあった。内容は前輪を持ち上げ(ウィリー走行)、前輪を柱に当てて停止すると前輪が柱に接着される為、ライダーが降りてもオートバイは倒れずそのまま立っている、というものであった。(1985年 東亞合成のTVCF、実演していたのは国際A級ライダー工藤やすゆき)。
  • 2004年トライアル世界選手権では、藤波貴久ホンダ)が日本人初のチャンピオンとなった。
 

外部リンク


レースカテゴリー (2輪)

Trial (Sport) | Observed Trials | Motocicleta Trial | Trial | Trial | Trial | Trial

 

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