テント( en:Tent )または天幕(てんまく)とは、布および木や軽金属製の骨を使って張る簡易な家屋のことで、設営および撤去が簡単に行え,また可搬性が高いように設計されている。テントは元来、遊牧民によって利用されていたが、現代では主な用途はキャンプである。
用途に応じて、登山用、オートキャンプ用、学校行事(運動会)用、室内イベント開催用(サーカスなど)、軍隊用などがある。
登山用
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1人用から5~6名用程度まで種類が豊富にある。人が背負って歩けるよう小型軽量化されており、フレームには
アルミニウム合金のものが多く、布地には
ナイロン繊維や、これに透湿防水性のあるフィルムをラミネートした高性能のものもある。形はドーム型が主流である。昔はよく三角テントおよびそれを改良した家形テントが使用されたが現在では設営に時間がかかることなどの理由であまり使用されていない。
ツェルトと呼ばれる小型軽量テントもある。
スリーシーズン(春、夏、秋)用のものは、通気性の良い本体の上に防水加工をしたフライシートを張って雨の侵入を防ぎ通気性を確保する。近年では本体に透湿防水性フィルムを裏打ちした布地を使いフライシートなしで済ませるテントも使われる。冬用には、テント本体に冬用外張りをつけ、保温性と耐風性を確保する。冬用内張り式のものもある。
山岳地帯では風に飛ばされないよう、しっかり固定する必要がある。固定にはペグを地面に打つ方法が一般的だが、森林限界を超える高山では石や岩が多く、これに紐をつなぐのが一般的である。雪の上に張る場合は、スノーアンカーとしてペグや竹を利用することが多い。
注意事項
- 酸欠を防ぐため、換気は必ず行う必要がある。息苦しかったり、マッチやライターの火が弱かったりする場合は酸素が欠乏している恐れがあるので、窓部や出入り口を開けるなどして換気する。
- 必ず試し張りをしてから使うのが良い。買ったままでいきなり現地で張ろうとすると、手順が分からずまごつく事になる。
オートキャンプ用
登山用テントとほぼ同じであるが,運搬には自動車を使うことが想定されており,登山用よりも重いものが多い。
居住性を良くするため,登山用テントよりも室内空間が大きい。
運動会用
布製の屋根と,それを立てるフレーム(鉄製が多い)だけで構成されており,おもに雨と日光を防ぐような構造になっている。しかし壁がないので,横風には弱い。ときおり強風で吹き飛ばされたりしている。
室内イベント用
サーカスなどのイベントをその室内で開催するために,かなり大きい。布地の重さを支えるためにフレームは鉄製パイプなどが
用いられることが多い。設営および撤去には,土木工事が必要になる場合もある。
軍隊用
関連項目
登山
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