ダム端末 (ダムたんまつ、英語:dumb-terminal) は、TSS(時間分割サービス)の利用者が用いた端末の一種で、ホストコンピュータが表示する文字列を受け取り、表示するだけの機能をもったものをいう。「ダム端」と略称されることもあった。
ダム端末が備えていたのは、メインコンピュータとの通信機能の他、入力用キーボード及び、出力装置のみだった。出力装置には文字ベースのビデオ表示装置またはプリンタ(テレタイプ端末)が用いられた。
ダム端末の名前は、頭を使う処理そのものはメインフレームが行い、「自分では考えない馬鹿な端末」であることに由来する。更に高度な機能をもった端末はインテリジェント端末と呼ばれた。後には安価になったパーソナルコンピュータを端末に用いることが多くなり、例えばIBMのOS/2などに搭載されたIBM 3270、IBM 5250エミュレータはそれらダム端末をエミュレートすることができる。