ダッドリー・ボーイズ(Dudley Boyz)は、かつてアメリカのプロレス団体、ECWおよびWWEで活躍していたプロレスラーユニットの名称。
ダッドリー・ボーイズに所属するレスラーは、ギミック上異母兄弟となっている。これは、デビッド・ダッドリーという架空の人物が多くの女性との間に子供をもうけ、その子供たちが皆プロレスラーとして集結した、という設定があることによる。そのため、リングネームは皆名字にダッドリーを名乗っていた。また遺伝的に近眼であるという設定で、父親からもらった眼鏡をトレードマークとしていた。異母兄弟という設定であったことから、白人、黒人、インディアンなど多彩なキャラクターから構成されていた。兄弟全員が迷彩色のコスチュームを着用していた。
ハードコアマッチ、特にテーブルマッチを得意としており、レスラーのみならずマネージャーや関係者など老若男女を問わずテーブルに叩きつけ破壊するパフォーマンス(テーブル送り)で人気を博す。
なお、WWE登場後の日本の放送では何故か字幕の台詞が広島弁で翻訳されていた(例:What's up? = なんぼのもんじゃ we = ワシら)。それは「チーム3D」となって全日本プロレスに移ってからも、専門誌のインタビュー記事で継承されている。
ババ・レイ・ダッドリー、ディーボン・ダッドリーの両名は1999年にECWからWWEに移籍していたが、2001年にECWが消滅し、WWEに吸収された後はスパイク・ダッドリーも加わって3人のチームとして活動する。途中女性マネージャーとしてステイシー・キーブラーがチームに加わったことがある(ただしステイシーは「ダッドリー公爵夫人」という扱いで兄弟のギミックは設定されなかった)。TLC戦に代表されるハードコアマッチで有名となり、ハーディー・ボーイズなどと抗争を繰り返す。2002年にWWEのTV番組がロウ、スマックダウンに分割された際にチームは一旦解散するが、2002年中にチーム復活する。
WWEにおいても基本はヒール路線だが、その人気から徐々にベビーフェイス寄りになっていった。2004年にスマックダウンにECW出身のポール・ヘイマンが登場したときに、そのマイクパフォーマンスにそそのかされて、同じECW出身でベビーフェイスのロブ・ヴァン・ダムを襲って再度ヒール化しようとするなど、あくまでヒールの路線を維持しようとしていた。
2005年7月にメンバー全員WWEから解雇される。ダッドリー・ボーイズはWWEが商標登録していたため、解雇とともにダッドリー・ボーイズを名乗れなくなった。そのため、ダッドリー・ボーイズ内でのババレイ、ディーボンのチーム名として以前から名乗っていたチーム3Dを名乗っていくこととなった。
2006年には、WWE解雇以降行動を別にしていたスパイク・ダッドリーもブラザー・ラントのリングネームでTNAに参戦、ババ・レイとディーボンに合流した。
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