発見当初はタキソール(Taxol)と呼ばれていたが、1990年にブリストル・マイヤーズ社がこの名を商標として登録し、商品名タキソール®として使用するようになった。 そのため、特定の企業商品を連想させないように、薬学系の研究者を中心に一般名であるパクリタキセルが物質名としても使用されるようになり、現在は2つの物質名が併用されている状態である。
1993年(発表は翌年)にロバート・ホルトンらのグループにより初めて全合成された。しかし、全合成はコストが高い。現在、医薬品としてのパクリタキセルはヨーロッパイチイ(Taxus baccata、西洋イチイともいう。)の葉よりバッカチンという原料を取り出して、これをもとにパクリタキセルを合成している。
現在、日本では卵巣癌、子宮体癌、非小細胞肺癌、胃癌、乳癌に対して認可が出されている。
同じくタキサン系の薬剤にタキソテール(一般名ドセタキセル)がある。
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