ソリ、あるいは橇(そり)は、車輪ではなく刃や底面で滑走することによって移動する乗り物。英語では小さなものをsled、それより大きなものをsleigh、そして一番大きなものをsledgeと呼び分けている。
ソリは雪面や氷上など、摩擦の少ない場所で使われるが、濡らした芝生や人工芝などでも用いることができる。また滑らかに磨き上げた石を敷き詰めた上のように、ある程度滑らかな面の上であれば、用いることができる。
木製やプラスチック製、ダンボールなど紙製の一人乗りのソリは、玩具として使われており、丘を滑り降りるために使われる。
ソリは、牛や馬、犬などの家畜に牽引されて使われる。人力で押したり引いたりするソリは文化を問わず広く使われており、19世紀から20世紀の初頭にかけては、主にイギリスの探検隊によって極地方の探索に用いられていた。犬ぞりもロアルド・アムンゼンの他、多くの探検隊が使い、スノーモービルに取って代わられるまで、極地方の主要な交通手段であった。現在の探検家は、凧にソリを結びつけて風力で動かしている。
トロイカはロシア語で三頭立てのソリ、あるいは馬車のことである。これから、3人の人物による集団指導体制を指すこともある。
サンタクロースの空を飛ぶソリは、同じく空を飛ぶトナカイが引っ張っている。しかし、空を飛んでしまうため、着地や出発の僅かな時間しかソリ本来の機能を果たしていない。飛行原理は不明であり、1954年以降、北アメリカ航空宇宙防衛司令部(North American Aerospace Defence Command)、通称ノーラッド(NORAD)の追跡を受けている。サンタクロースの出発を「偵察衛星で確認」、飛行を「レーダーで追跡」し、戦闘機をカナダのユーコンからメキシコのメキシコ・シティーまで飛ばして「サンタを追跡」する。その様子はWebサイトで、クリスマスイブの夜中から中継される。