ソフトボールは野球とよく似たルールで行われる球技だが、グラウンドサイズ、使用球などルールが幾分異なっている。オリンピックでは女子のみが公式プログラムとして行われている。野球に比べ、狭い土地でも行うことができ、ボールも大きく安全性が高いため、老若男女問わず盛んに行われている。ソフトボールといいながらも、ボールは結構硬い。塁球ともいう。
日本リーグ
- 女子は12チーム参加の2回総当りで開催され、上位4チームが決勝ラウンドに進出する。
- 代表的なチームに日立&ルネサス高崎(かつては日立高崎だったが、三菱電機との合弁→ルネサステクノロジ設立で日立製作所と合同運営している)、太陽誘電、レオパレス21(旧・大徳からチーム継承)など。
- 男子はこれまでの1部リーグを2004年から16チームを東西に分けて、東日本ブロック:7チーム、西日本ブロック:9チームに分けて予選(2回総当り)を行い、その成績に基づいて決勝トーナメント(全チーム参加の順位決定戦)の組み合わせを決める。
- 代表的なチームに社会人では高知PW(旧・高知闘犬センターソフトボール部)、大阪グローバル(旧・ツヅキグローバルソフトボール部)、ホンダ、トヨタ、デンソーなど。
ページシステム
トーナメント方式#ページシステム方式も参照せよ。
- 準決勝は予選の (A) 1位と2位、 (B) 3位と4位が対戦し、 (A)の試合の勝利チームは自動的に決勝戦へ、 (B)の試合の敗者はその時点で負け抜けとなる。
- 翌日、準決勝 (C) として、 (A) 敗者と (B) 勝者が決勝戦進出のもう1つの枠をかけて対戦し、その勝者が準決勝 (A) 勝者と優勝を争う。
- ※2004年のアテネ五輪では、準決勝3試合を8月22日の1日で一括して開催し、その翌日(23日)決勝を行った。
野球との代表的な相違点
- 投球は、ウインドミルやスリングショット、エイトフィギュアのいずれかの下手投げで行う。この際、肘と手首が体側を通過しなければならない。腕の回転は1回のみ許される。
- 球種にも野球と異なる点があり、ライズボールという下から浮き上がる変化球がある。また、反対に落ちるボールはドロップボールと呼ばれる。基本的にソフトボールの投手にはストレートという球種はなくライズ系のファーストボール、ドロップ系のファーストボールといった具合に最近は呼ばれている。
- 一塁ベースはダブルベースを用いる。基本的に野手は白色,打者走者はオレンジ色のベースを使用する(ただし,走者は白色ベースを使用しなければならない)。打者が打撃後,一塁で最初のプレイが行われる場合,打者走者は一塁上のクロスプレーによる野手との接触を避けるため、ファールゾーン側に設けられたオレンジ色のベースを踏む。一塁を通過して次の塁に進塁する場合などは白色ベースを使用してもよい。
- ランナーの離塁は禁止。ピッチャーが打者への投球でボールをリリースする瞬間より前に離塁をするとその走者はアウトとなり、その時の投球以降のプレーはすべて無効となる。基本的に投手がピッチャーズサークル(投手板の中心を基準にして半径2.44mの円)内に球を持って入っている場合は走者は離塁できない。
- イニングは7回制で行う。7回の裏終了時点で決着がつかない場合、8回からはノーアウトランナー2塁の状態から始まるタイブレークシステム(タイブレーカともいう。以前は延長10回から採用していた)を用いた延長戦を行う。その際2塁ランナーには前のイニングで打撃を完了した選手が入る。
- スターティングメンバーのみ、一度交代し試合から退いた後も、もう一回のみ再び同じ打順に復帰することができるリエントリー制度がある。
- プロ野球のパリーグで採用されているDH(Designated Hitter 指名打者)制を発展させた形で、DP(Designated Player 指名選手)というルールがある。
- 打撃を専門に行うDPと,DPの守備だけを代わりに行うDEFO(DEFence Only)をスターティングメンバーに入れる事ができ、その場合は10名で試合を行うことになる。DH制とは違ってDEFOの守備はどこでもかまわない。打順表ではDPは一番から九番まで、DEFOは十番目に入る。DPはいつでもDEFO以外の選手の守備も兼務することが出来ることである。DEFO以外の選手の守備をDPが兼務した場合,その選手は打撃だけを行い試合から退くことはない(ただしDEFOの守備を兼務した場合はDEFOは試合から退く)。なお,DEFOという呼称は2006年からISF(国際)ルールではFlex Playerと改められた。
スローピッチルール
- 日本では主に野球に近いファストピッチルールで行われているが、アメリカではレクリエーションとして打撃を楽しむためのスローピッチルールでのゲームをすることが多い。スローピッチルールは様々な年齢層の人々がソフトボールをプレイするために様々なルール上の違いがある。 以下、主な違いを記す。
- ピッチャーの投げる投球は山なりで1.5m~3.0mの高さでなければならない。(日本ソフトボール協会の場合)ウインドミルは禁止
- 2ストライクでのファウルは三振でアウトになる。
- 盗塁は禁止
- 敬遠はボールを投げなくても審判にその旨を伝えればよい。
- バントは禁止
- 死球(デッドボール)になっても一塁には進めない。(ボール判定になる)
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