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センダングサは、キク科雑草である。種子が衣服につく、いわゆるひっつき虫のひとつである。

特徴


センダングサ(Videns)属は、道端に普通なキク科植物の雑草である。近縁の種がいくつかある。いずれも世界的な分布域をもっている。

いずれも柔らかな一年草で、茎は断面が四角っぽくて節がある。葉は対生して、深く避けて複葉となる。種子(実際には果実、いわゆる痩果)は硬くて棒状で、先端に数本の刺状突起があって、これに逆刺が着いているので、それによって衣服に引っ掛かる。いわゆるひっつき虫のひとつである。

花は筒状で、中心には黄色い管状花が密生する。外側には舌状花がない場合もあるが、あるものもある。

花が枯れて脱落すると、後には棒状の果実が筒状に揃って束になった姿が残る。果実が熟すると、花床は反り返り、そのため果実は放射状に広がる。果実の先端の刺で何かに引っ掛かると、根元からたやすく外れ、それにくっついて行くことになる。

種類


日本に産するセンダングサ類は、大きく分けると、棒状の果実を作るものと、偏平な果実を作るものがある。主なものを挙げる。

棒状の果実を作るものは、

  • センダングサ Bidens biternata (Lour.) Merr. et Sherff
葉は羽状複葉で、花には黄色の舌状花をもつ。
  • コバノセンダングサ B. bipinnata L,
センダングサに似て、小葉は小さい。
  • コセンダングサ B. pilosa L.
非常に変異の多い種である。以下のような変種がある。 コセンダングサ B. pilosa var. pilosa
基本変種で、舌状花がない形である。
    • コシロノセンダングサ B. pilosa var. minor (Blume) Sherff
    小さな白い舌状花がある。
      • シロノセンダングサ B. pilosa var. radiata Sch. Bip.
      大きな白い舌状花をもつ。観賞用に栽培されたこともある。
        • アワユキセンダングサ B. pilosa var. bisetosa Ohtani et S.Suzuki
        とても大きい花をつける。日本では沖縄に。
偏平な果実を作るものとしては、
  • アメリカセンダングサ B. frondosa L.
近世の外来種である。全体に赤みがかる。花の外にある総苞が伸びて花の回りに放射状に広がる。
  • タウコギ B. tripartita L.
湿地に生える。アメリカセンダングサに似て、寸が詰った姿。

他に、観賞用の花であるウィンター・コスモス(Bidens laevis)は本属の植物である。欧米では、この類はむしろ花の美しい野草として理解されているようである。

キク科

Brøndsel | Zweizähne | Bidens | Lakišius | Tandzaad | Skäror

 

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