セブン銀行(セブンぎんこう、英称:Seven Bank, Ltd.)は、大手流通企業グループセブンアンドアイホールディングス(セブン&アイHLDGS.)傘下の日本の銀行の一つ。
イトーヨーカ堂を主体に、2001年4月に設立され、同年5月に営業を開始した。
なお金融庁の分類では、「新たな形態の銀行等」として、ネット専業銀行など、新規参入銀行とともに位置付けられている。
主要株主はイトーヨーカ堂29.86%、セブン-イレブン・ジャパン25.01%、三菱東京UFJ銀行7.38%(2006年1月現在)
通常の銀行において収益源のひとつとなる、事業会社向けの融資業務は一切行わず、与信業務への初期投資は不要となった。同行の主な収益源は、セブン&アイのグループ各店舗に現金自動預け払い機(ATM)を設置することによる、提携先金融機関や利用者からの利用手数料であり、このほか消費者やセブン&アイHLDGS.を始めとする事業者から受け入れた預金は、国債・政府保証債など信用リスクの低い商品に限定して運用する。同行はATMによる決済(現金出納サービス)専業銀行という新しいビジネスモデルといえる。ATMはセブン-イレブン各店舗の売り上げ入金にも利用される。
2005年10月11日より商号をアイワイバンク銀行(英称:IYBank Co.,Ltd.)から変更した。なお、商号においてバンクと銀行の名称が重複していたのは、日本の銀行法第6条の定め(「銀行は、その商号中に銀行という文字を使用しなければならない。」)によるものである。
セブン銀行の預金
普通預金
セブン銀行では普通預金を発売している。
- このうち個人向けのものは一般の銀行等に比べ有利な金利(2006年4月現在年率0.05%。これは三菱東京UFJ銀行の50倍、郵便貯金の10倍)であり、平休日にかかわらず午前7時~午後7時の払戻しが無手数料、預入については24時間無手数料、通信端末による取引も可能であるなどの特色がある。
- 口座開設にあたって花の名前をつけた12の支店(仮想上の支店であり、実店舗ではない)が用意されており、各預金者の口座開設月によって自動的に決まる。このため、希望支店名となる月に口座開設を申込み、支店名を選択することもできる。
- 新規口座に全面的にICキャッシュカードを発行するほか既存カードの切替を進めており、2006年4月3日より全ATMにおいてICカード機能が稼働している。
- 同行のATMのほか、郵便貯金ATMでの預入、払戻し、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行ATMでの払戻しができる。同行では民間金融機関におけるATMの相互利用提携「BANCS」に加盟している。
- 振込金や給与の受け取りは可能であるが、口座振替はアイワイカード、JCB、三井住友カード、オリコ、SMBCファイナンスサービスを始めとする14の信販・収納代行会社についてのみ、取り扱っている。
定期預金
また、普通預金に続き、2006年3月20日から消費者向けに定期預金が発売された。
- 預入は1万円以上1円単位で、同社の普通預金からの振替により預け入れる。
- 期間は1ヶ月から5年までの期間指定(定型)型のほか、1ヶ月から5年までの間で任意の満期日を指定できる満期日指定型も用意されている。
- 取扱開始時における利率(0.06~0.75%)は、一般の銀行等に比べ概ね2倍~3倍程度(三菱東京UFJ銀行や郵便貯金との比較)と、有利な設定となっている。
その他の預金
- この他、事業性の普通預金(売上金入金や、提携金融機関との決済を行う口座)、確定拠出型年金専用定期預金、セブン&アイHLDGS.を始めとする事業会社からの譲渡性預金を受け入れている。
有人店舗
2005年4月27日に、
千葉県千葉市中央区のイトーヨーカ堂蘇我店に初の有人出張所「みんなの銀行窓口。」(本店イトーヨーカドー蘇我店出張所)を開設した。自行業務だけでなく、提携先他行や
証券会社などの商品・サービスの取次ぎ業務も行う。
その後、同様の店舗を2005年11月23日に千葉県
八千代市のイトーヨーカ堂八千代店内(本店イトーヨーカドー八千代店出張所)と、2005年11月29日に
埼玉県川口市のイトーヨーカ堂川口店内(本店イトーヨーカドー川口店出張所)、それに2005年12月6日に東京都
江戸川区のイトーヨーカ堂葛西店内(本店イトーヨーカドー葛西店出張所)、さらに2006年3月3日に東京都
葛飾区のイトーヨーカ堂亀有店内(本店イトーヨーカドー亀有店出張所)にも新規オープンと同時に開設された。
代理店業務
2006年3月2日より、本店イトーヨーカドー川口店出張所にて、三井住友銀行の代理店業務を行う。窓口代行業務に加え、テレビ電話の機能を使った業務なども行う予定。
ATMベンダ
NECの機種が中心である。
東京都・
静岡県で先行導入され、今後数年の間に全国展開予定の「新型」ATMは、NECで統一することを発表している。明細が縦に多少長いのが特徴。
ATM
セブン銀行のATMでは、セブン銀行・
新銀行東京・各
労働金庫の口座は、曜日に関係なく7:00~19:00の間無料。イーバンク銀行の口座(消費者向け口座のみ)は終日無料。
新生銀行のパワーフレックス口座は終日無料。
信用組合の口座(注)は、平日8:45 - 18:00と土曜日8:45 - 14:00は無料。他行と郵便貯金及び信用金庫(注)の口座は要手数料。
ただし、すべての信託銀行・あおぞら銀行・ソニー銀行・商工中金・農林中央金庫、非提携の地方銀行・第二地方銀行などの口座は利用できない。
| 注:提携外となる一部の信用金庫・信用組合がある。詳しくはセブン銀行のウェブサイトを参照。
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| ※:一部店舗でATMを設置していない場合がある。
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以下の口座は下記時間内は無料で利用できる。(2006年6月1日現在)
- セブン銀行の普通預金
- 全曜日7:00 - 19:00の出金
- 取扱全時間帯(毎月第3日曜日の翌日0:30 - 5:30を除く全曜日24時間)の入金
- ジャパンネット銀行
- 取扱全時間帯(毎月第3金曜日23:00 - 翌土曜日7:00を除く全曜日24時間)の入出金
- ただし、以下の月間回数制限あり。
- 1回につき5万円未満の入金は三井住友銀行(アットバンク含む)・イーネット・セブン銀行いずれかのATMで月1回無料。
- 1回につき5万円以上の入金は無制限で無料。
- 出金は三井住友銀行(アットバンク含む)・イーネット・セブン銀行いずれかのATMで取引内容に応じて月1回~6回無料。
- イーバンク銀行(消費者向け口座のみ)
- 取扱全時間帯(毎月第2日曜日(翌日が休日の場合はその休日)の2:00 - 7:00を除く全曜日0:05 - 23:45)の入出金
- 新生銀行
- 取扱全時間帯(臨時休止時を除く全曜日24時間)の入出金
- 山形銀行
- 平日8:00 - 21:00・土曜日・休日9:00 - 19:00の入金
- 常陽銀行
- スルガ銀行
- 平日0:30 - 23:30・土曜日・休日9:00 - 21:00の入金
- 平日7:00 - 18:00・土曜日9:00 - 14:00の出金
- 清水銀行
- 平日8:00 - 18:00・土曜日9:00 - 14:00の入出金
- 静岡銀行
- 平日7:00 - 19:00・土曜日8:45 - 14:00の入金
- 平日8:45 - 18:00・土曜日8:45 - 14:00の出金
- 十六銀行
- 平日7:00 - 21:00・土曜日・休日8:45 - 21:00の入金
- 百五銀行
- 全曜日8:00 - 19:00の入金
- 平日8:00 - 18:00の出金
- 札幌銀行
- 平日8:00 - 21:00・土曜日・休日9:00 - 19:00の入金
- 山形しあわせ銀行
- 平日8:00 - 21:00・土曜日・休日9:00 - 19:00の入金
- 殖産銀行
- 平日8:00 - 21:00・土曜日・休日9:00 - 19:00の入金
- 東和銀行
- 長野銀行
- 静岡中央銀行
- 平日8:00 - 20:00・土曜日・休日9:00 - 19:00の入金
- 平日8:45 - 18:00・土曜日9:00 - 14:00の出金
- 名古屋銀行
- 平日8:00 - 20:00・土曜日・休日9:00 - 19:00の入金
- 第三銀行
- 平日・土曜日8:00 - 21:00・休日8:00 - 19:00の入金
- 平日8:00 - 18:00の出金
- 西京銀行
- 佐賀共栄銀行
- 新銀行東京
- 信用組合
- 平日8:45 - 18:00・土曜日9:00 - 14:00の入出金
- 労働金庫
- 全曜日7:00 - 23:00の入金(新潟県労働金庫は22:00まで)
- 全曜日7:00 - 19:00の出金
- JAバンク(農協・信連)・JFマリンバンク(漁協・信漁連)
- 平日8:45 - 18:00・土曜日8:45 - 14:00の出金
外部リンク
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Seven Bank