スループットとは、コンピュータやネットワークが一定時間内に処理できるデータ量のこと。
データ処理上のスループット
コンピュータがある単位時間に処理できる情報(
データ)量を指す。一般に
コンピュータの処理性能を示し、
ハードウェアレベルでの処理性能の指標ともなる。ある
コンピュータの
CPUの演算処理がどの程度の速さであるかなどは、一般的に
CPUの動作
クロック「
Hz」にて示されることが多い。また、
ハードディスクなどの読み出し速度を示す「
rpm」も、スループットと言える。
ネットワークにおけるスループット
ネットワーク機器(家庭向けでは
ルーターや
無線LANなどで「スループット:50Mbps」などと表記される)や通信回線などの性能指標となる。
理論値であるため、その性能を完全に引き出すのは難しいが、値が大きいほうが高性能とされる。性能指標の測定法には各種ある。
通信回線はもとより、接続する通信機器の方も、回線の速度や要求されるスループットに見合った性能の機器を導入するべきである(家庭向けでは、ブロードバンド回線のために使用する機器を、(最高)回線速度に近いもしくは超える値のものとする)。性能の低い機器・回線が途中経路に存在すると、そこがボトルネックになる。
専用の測定機器としてはSpirent社のSmartBitsが有名である。一般的な測定方法としては異なった比率の負荷トラフィックを機器にそれぞれ転送させ、その負荷別の得失差を検証し、負荷トラフィックのフレームサイズごとのスループットを求める。
また、ADSL等のブロードバンド回線が一般家庭に普及した頃から、簡易な回線スループット測定サービスとして、インターネット上の特定サーバから自分の端末までのTCP/IPスループットを簡単に測定することができるWebサイトが現れている。
RFCにおけるスループット
RFC 1242の3.17では、「その機器によって送信
フレームが損失しない最大レート」と定義されている。
データストリーム中の1つのフレームが欠けたとしても、上位
プロトコルのタイムアウトを待たねばならず、そこに遅延が発生する。それを回避するための事前検証として、対象機器が
フレームを欠けさせること無く送信できる最大レート、つまりスループットを知ることが同RFCで推奨されている。
コンピュータ
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