スペリー(Sperry Corporation)は、アメリカの機械および電気製品の企業であり、20世紀のうちの約70年間にわたって存在した。
1918年、息子のローレンス・スペリーは独立してLaurence Sperry Aircraft Companyを設立し、オートパイロット装置などを製造した。 しかし、1923年にローレンスが死去し、二社は合併することとなった(1924年)。 1933年、社名をスペリー・コーポレーションに変更する。 新しい会社は持ち株会社となり、傘下にいくつかの会社を抱えるようになった。
スペリー社は第二次世界大戦においても軍需によって大きく成長した。 特に高い技術を要求される装置、例えばアナログコンピュータ制御の爆撃照準器、空挺レーダーシステム、自動離着陸システムなどを開発製造した。 スペリー社はB-17の旋回砲塔も開発製造している。 戦後、スペリー社は電子機器とコンピュータに興味を持ち、1953年に同社初のデジタルコンピュータ SPEEDAC を開発した。
1970年代のスペリー社は巨大複合企業となっていた。 1978年、スペリーランド社はコンピュータに集中することを決定し、それに直接関係しない子会社をすべて売却する。 また、社名から「ランド」を取って元のスペリー・コーポレーションに戻した。 スペリー社はRCAのコンピュータ部門を買い取って、IBM システム/360の互換機も製造するようになった。
スペリー社の残っていた子会社も合併後に売却された。 現在、スペリーの名が残っているのはスペリー・マリン社である。 この会社は、1997年に3つの船舶関連会社が合併して設立された会社であり、ノースロップ・グラマン社の傘下にある。 航法装置、海洋通信装置、商船向けの自動化システムなどを世界的に製造販売しており、海軍の仕事も請け負っている。
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