シャーベット(イギリス英語・アメリカ英語ではSherbet、オーストラリア英語及びアメリカ英語の異形ではSherbert)は、歴史的には、発泡性または凍らせたフルーツの飲み物である。シャーベットが英国、米国、オーストラリアで異なるものを意味するように変化していくに連れ、その意味(及びスペルと発音)は、三つの英語圏の国の間で分離していった。
この氷菓は中国人によって開発され、それからアラブ商人に伝えられヨーロッパに広まったのだと考えられている。
この語はソルベを意味するトルコ語Sherbatに由来している。普通はシャーベットもソルベも、レシピとしては入れ替えることができるが、シャーベットには牛乳が入っているため、凍るのも溶けるのも遅い。
ソルベが部分的に凍ってから溶き卵と低脂肪乳を加えるとシャーベットにすることができる。
シャーベットはしばしば、アイスクリームの脂肪分が低い代替物として一緒に売られている。
英国でのシャーベットは、はじけるパウダーの一種である。重曹、酒石酸、砂糖、その他でできていて、通常はクリームソーダ味かフルーツ味がついている、水分(ジュースや唾液)のあるところでは、酸・塩基反応が起こる。さまざまな飲み物に混ぜて発泡性の飲み物を作るのに使われる(粉末レモネードからレモネードを作るのと同じ方法)が、今日では、炭酸飲料は家で作るよりも買ってくる方が普通である。
シャーベットは今や、駄菓子として売られているこの粉末のことを言う。
これは、ボール紙の筒に入れ、リコリスでできたストローを添えてリコリスフォンテインという名前で売られている。これは、粉をストローで口に吸うことを想定した(口の中で溶けてはじける)ものであるが、実際にはめったにうまく行かない。そこで、シャーベットを口に流し込んでおいて、リコリスは別にして食べることが多い。
シャーベットディップもよく知られている。袋に密封された棒付きキャンディーとシャーベットの小袋を買うことができる。棒付きキャンディーを舐めたらそれをシャーベットの中へ漬け、シャーベットを舐め取るようになっている。棒付きキャンディーにシャーベットを乗せて口へ運んでもよい。別なタイプのシャーベットディップは、小袋が3つか4つの部分に分かれていて、ひとつの部分に食べられる(キャンディーでできた)棒が入っていて、舐めては別の部分に漬ける。そこには、それぞれの部分に違う味のシャーベットが入っている(イチゴ味、オレンジ味、コーラ味など)。
シャーベットを食べるときに忘れてはならない最も重要なことは、くしゃみをしないことである!(鼻に入って痛い思いをするか、さもなくば粉の半分を部屋中に撒き散らすことになるだろう)
シャーベットは他の駄菓子と組み合わせて使われることもある。例えば、硬い飴の中に詰め物として使われる(シャーベットレモン)または食べられる紙の容器に包んで使われる(フライングソーサー)。
英国、オーストラリア、カナダで通常手に入る氷菓は、アイスクリーム、フローズンヨーグルト、およびソルベである。アメリカでシャーベットと呼ばれるものは、単なるソルベの一種と考えられている。
ビールを指すスラングとしての使用は、1890年代初期のスラング辞典に記されているが、今日でもスラングの一覧に載っている(特にオーストラリアのスラングの一覧として)
ショービズシャーベットと言えば、英国のスラングではコカインを指す。
1970年代におけるシャーベットの主な競争相手はスカイフックスSkyhooksだった。シャーベットはシドニー生まれ、スカイフックスはメルボルン生まれだった。
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