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サンドイッチ(sandwich、サンドウィッチ)とは、薄く切ったパンに肉や野菜等の具を挟んだり、乗せたりした料理。
由来
名称は
18世紀の
イギリス、サンドウィッチ村の伯爵
ジョン・モンタギュー 4世(John Montagu, 4th Earl of Sandwich)に因む。彼は無類の
ホイスト(
トランプ遊びの一種)好きで、食事にかける時間も惜しむ程だった。そこで、ゲームの合間に片手で食事が取れるよう、パンに具を挟んだものを用意させていた事から、いつしかこれがサンドイッチと呼ばれるようになった(が、これは彼を「貴族のくせに、庶民の食べ物で済ませる」だらしない人物だと印象付ける為に彼のライバルが流したデマであると言う説もある)。彼をサンドイッチの発明者とする話もよく聞くが、パンに具を挟むという料理自体は古代ローマのオッフラ、
インドのナン等、古くからあったものである。フランス料理における前菜として、食パンベースの
カナッペがあるが、これもサンドイッチの一種と言えるかも知れない。
調理法
耳を切り落とした
食パンを使ったものが一般的だが、耳をつけたまま、また
フランスパン、
ベーグル、
ロールパン等を使う物もある。パンはそのまま、あるいはトーストにして、普通は
バターや
マーガリンを塗ってから具を挟む。これにはパンが具材の水分を吸うのを防ぐ目的もある。風味を付ける為、
からしや
マスタードを塗る事も多い。食パンの場合は薄切り(1斤を8枚切りにしたもの)が一般的である。具を挟んだ後、布巾をかけて軽く上から重し(本など)を置き、パンと具材の密着度を高めると、食べる際にバラバラにならなくてよい。
具を挟まずに乗せただけの物は、オープン・サンドイッチ(オープンサンド)と呼ばれる。ライ麦パンの上に多彩な具材を乗せたデンマーク料理・スモーブローは特に有名。また、サンドイッチを専用器具に挟んで両面を焼いたものはホットサンド、細切りした耳なしの食パンに薄切りにした具を乗せ、端から円筒状に巻いたものはロール・サンドイッチ(ロールサンド)と呼ばれる。バリエーションとして、パンに具材を挟んだ物に溶き卵を絡めて油で揚げたモンテクリストサンドイッチ等もある。欧米では日本の握り鮨をsushi sandwichと呼ぶ事もある。
具は特に限定される事はなく、一般的な物として
等があり、複数の具材を同時に挟み込む事が多い。特に
ベーコン・
レタス・トマトの組み合わせは
BLTサンドと呼ばれ定番サンドイッチの一つとなっている。BLTサンドの場合は、マヨネーズやトマトケチャップで味付けするのが一般的で、薄焼きした卵やゆで卵も一緒に挟むことがある。
更に海苔やじゃこ等の所謂和風の食材や、焼きそばやスパゲッティ等の麺類までとその範囲は広い。
付け合せとして、ピクルスやパセリが添えられることが多い。またピクルスを挟むこともある。
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その他
- 著名な歌手エルヴィス・プレスリーの寿命を縮めたのは、彼の好物であった「ピーナッツバターとバナナのサンドイッチ」の食べ過ぎによるカロリー摂取過多であったという説もある。
- この料理に因んで、両側から挟まれた状態の事を「サンドイッチ(された)」という事がある。
- 広告を書いた板(sandwich board)に挟まれた格好で街中で宣伝を行う人間広告塔の事をサンドイッチマンと呼ぶ。
- 英語では「sand.」と略する事はあるが「サンドする」「○○サンド」の意味で「sand」を使う事はない。
- パチンコ店においては、遊戯台と遊戯台の間にある薄型の台間玉貸し機の事を、サンドイッチまたはサンドと呼ぶ。
- コンビニエンスストアにおける定番中の定番商品であり、各店とも、様々な種類のサンドイッチを用意している。
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