サッカー戦争(さっかーせんそう、1969年)とは、サッカーの試合での遺恨がきっかけとなって、エルサルバドルとホンジュラスとの間で勃発した戦争。”人類史上最もバカバカしい戦争”として知られる。
また、レシプロ戦闘機同士の空中戦や撃墜が起こった最後の戦争としても知られている。
ただし、くすぶっていた火種を一気に燃え上がらせる油を注いだのは、間違いなくサッカーである。1969年6月27日、メキシコシティで行われたサッカー・ワールドカップメキシコ大会の予選準決勝プレーオフ「エルサルバドル-ホンジュラス戦」は、3-2でエルサルバドルの勝利に終わった。
これを契機に激化したホンジュラス国内の反エルサルバドル感情を背景として、試合終了後、ホンジュラス政府は国内に居住する全てのエルサルバドル人不法入国者を対象に強制送還を開始した。これに対し、エルサルバドル政府はホンジュラス政府を公式に非難、両国の国交は断絶した。
2006年4月18日、両国の国境地帯に位置する街で式典が開催された。出席したエルサルバドル大統領エリアス・アントニオ・サカ・ゴンザレス(Elías Antonio Saca González)とホンジュラス大統領ホセ・マヌエル・セラヤ・ロサレス(José Manuel Zelaya Rosales)は、国境線375kmを画定する文書に署名した。これにより、国境問題は終結した。
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