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コモドオオトカゲ (Varanus komodoensis) は巨大な肉食トカゲオオトカゲの一種で、世界最大のトカゲであり、特に大きなものは全長3.5mの記録があるが、通常は3m内外である。英名よりコモドドラゴン (Komodo Dragon) とも呼ばれる。

生息地


東南アジアインドネシアフローレス諸島の中でコモド島・リンチャ島・ギルモンタン島・パダール島・フローレス島に生息する。パダール島では既に絶滅。これらはコモドオオトカゲの保護のため、世界遺産コモド国立公園に指定されている。

生態


肉食性で、大食漢。空腹になるまで捕食せず、一ヶ月何も食べないこともある。捕食の際は機敏な動きで鹿や猪などの野生動物を狩る。死肉のほか、卵も好物で、仲間の卵を食べてしまうこともある。オスはメスの3倍以上で、繁殖期にはオス同士肩を組み合ってメスをめぐって争う。これをコンバットダンスと呼ぶ。若く小柄なうちは、鋭い爪を使って木に登ることも多い。泳ぐこともできる。尻尾の力が強い。寿命は100年を越えることもあると言われる。

発見談


コモドオオトカゲの存在は現地人の間では古くから知られていたが、彼らはドラゴンだと思っていたと言われる。話を聞いた西洋人も、ワニの誤認であろうと考えていた。1911年オランダの小型飛行機がコモド島に不時着した。この際に操縦士がコモドオオトカゲを発見し、恐竜と見間違えたと伝えられている。ジャワ島の植物園のオーウェンス (Ouwens) の調査により、1912年になってオオトカゲの一種として記載された。

当初は体長5メートル、7メートルとか、人間イノシシを襲って食うと言われて恐怖の対象であったが、いずれも誇大である。コモドオオトカゲは肉食であり、猪、鹿など現地の野生動物及び同族の幼体を食べる。その為、小さな個体は成体の登れない木の上で生活する。現地でコモドドラゴンの敵はコモドドラゴンのみだと言われている。人間を襲った確かな記録はほとんど無い。

その後皮を目的として乱獲されたために個体数が激減し、生息地が世界遺産に指定されているほか、ワシントン動物園でも繁殖を試みられるなど、厳重な保護体制が執られている。

通俗的なテレビ番組や雑誌などで、「恐竜の生き残り」と紹介されることもあるが、系統上は恐竜とのつながりは無い。

関連項目


爬虫類 | Vulnerable

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