共同体(きょうどうたい):
- コミュニティー(英:community):同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている社会のこと(地域社会)。日本語の「共同体」はこれの訳語。主に市町村などの地域社会を意味するが、転じて国際的な連帯やネット上の集まりなども「共同体」あるいは「コミュニティ」と呼ばれる(例:欧州共同体、東アジア共同体)。
- ゲマインシャフト(独:Gemeinschaft):地縁、血縁などにより自然発生した社会集団のこと。ドイツの社会学者、フェルディナント・テンニースの提唱した社会類型の一つ(共同社会)。
ゲマインシャフトとゲゼルシャフト
テンニースは、人間社会が
近代化すると共に、地縁や血縁で深く結びついた伝統的社会形態であるゲマインシャフトからゲゼルシャフト(Gesellschaft)へと変遷していくと考えた。ゲゼルシャフト(Gesellschaft)はテンニースが提唱したゲマインシャフトの対概念で、
近代国家や
会社、大都市のように利害関係に基づいて人為的に作られた社会のこと(近代社会)。ゲマインシャフトとは対照的に、ゲゼルシャフトでは人間関係は疎遠になる。
日本においては、労働集約型の農業を基礎に「協働型社会」とも呼べるものが形成されてた。これは産業革命、工業化のプロセスに従って企業共同体へと変貌したと言われる。しかし経済のソフト化に伴いそれが崩れつつあり、日本の歴史上において最も激しい変化を経験してると言えよう。
広義の共同体
学校のクラスのようなものも、学ぶということをテーマにし、それが所属集団(membership group、単にその一員であるというだけの集団、会員権のようなもの)から、準拠集団(reference group、そこに参加できることが憧れとなるような集団)へと成長しているなら、やはり学びの共同体である。
インターネット上にもさまざまなコミュニティがあるし、また
オンラインゲームの中でできてきた仲間も一種のコミュニティを形成しているといってもいいかもしれない。
関連項目
社会学 | 国家史 | 社会 | 地理 | 都市
جماعة مشتركة | Gemeinschaft | Community | Comunidad | Eliöyhteisö | Comunità | Samenleving | Gemeinschaft | Gemeinschaft | Zrzeszenie