article

- コバルト - ニッケル
Co
Rh
 
 
Co-TableImage.png
一般特性
名称, 記号, 番号コバルト, Co, 27
分類遷移金属
, 周期, ブロック9 (VIII), 4 , d
密度, 硬度8900 kg/m3, 5.0
光沢ある灰色
Co,27.jpg
原子特性
原子量58.933200 amu
原子半径 (計測値)135 (152) pm
共有結合半径126 pm
VDW半径n/a pm
電子配置href="http://articles.gourt.com/ja/アルゴン">Ar3d74s2
電子殻2, 8, 15, 2
酸化数酸化物2, 3(両性酸化物
結晶構造六方最密構造
物理特性
固体 (強磁性体)
融点1768 K (1495 )
沸点3200 K (2927 ℃)
モル体積6.67 ×10-3 m3/mol
気化熱376.5 kJ/mol
融解熱16.19 kJ/mol
蒸気圧175 Pa (1768 K)
音の伝わる速さ4720 m/s (293.15 K)
その他
クラーク数0.004 %
電気陰性度1.88(ポーリング
比熱容量420 J/(kg*K)
導電率17.2 106/m Ω
熱伝導率 100 W/(m*K)
第1イオン化エネルギー760.4 kJ/mol
第2イオン化エネルギー1648 kJ/mol
第3イオン化エネルギー3232 kJ/mol
第4イオン化エネルギー4950 kJ/mol
(比較的)安定同位体
同位体NA半減期DMDE MeVDP
56Co{syn.}77.27 日ε4.56656Fe
57Co{syn.}271.79 日ε0.83657Fe
58Co{syn.}70.86 日ε2.30758Fe
59Co100%中性子32個で安定
60Co{syn.}5.2714 年β-2.82460Ni
注記がない限り国際単位系使用及び標準状態下。
コバルト(Cobalt)は、原子番号 27 の元素元素記号Co鉄族元素の一つ。安定な結晶構造は六方最充填構造 (HCP) で、強磁性体。 純粋なものは銀白色の金属である。722K以上で面心立方構造(fcc)に転移する。

より酸化されにくく、アルカリにも強い。

歴史


用途


単体金属としてのコバルトの用途はほとんどないが、その中で最も重要なものは、放射性同位体コバルト60γ線源として、医療分野、食品分野(ジャガイモの発芽防止)などに広く利用されているものである。

コバルトが不純物(ケイ酸コバルト)として入ることによって、ガラスなどが青色を呈する。青色の顔料である「コバルトブルー」はアルミン酸コバルトを主成分としており、陶磁器の着色や絵具などに用いられている。他にも亜鉛とコバルトの複合酸化物は、コバルトグリーンと呼ばれる緑色顔料になるなど、冷色系の顔料の原料として重要である。暖色系でも亜硝酸第二コバルトカリコバルトイエローと呼ばれる黄色の顔料となり、オーレオリンの名前で絵具として使われる。

化合物の塩化コバルトは、シリカゲルに入れて、湿気の吸収具合を表示するのに使われる。

また、コバルトは、主に合金として重要であり工業的に利用される。 初期のコバルト合金はそれまでの、高速度工具鋼にコバルトを添加した超高速度工具鋼に用いられたほか、切断工具材料としてそれまでの合金に添加されることで、コバルトの需要は増していった。現在、ニッケルクロムモリブデンタングステン、あるいはタンタルニオブを添加したコバルト合金は高温でも磨耗しにくく、腐食にも強いため、ガスタービンジェットエンジンといった、高温で高い負荷が生ずる装置などに用いられているほか、溶鉱炉石油化学コンビナートなどでも十分に役割を果たす。 またコバルト・クロム・タングステン(あるいはモリブデン)・炭素を使った4元系の合金は、磨耗に強く表面強化が必要とされた工業分野において幅広く利用され始めている。この合金は、鋳型として使用するほか、粉末として吹き付けることや溶射して利用することも可能であり、利用技術の発達によって、航空機の表面にコーディングすることなどをはじめ、広い分野で実用化が始まっている。コバルト-モリブデン-ケイ素合金は、耐摩耗性を持った摩擦係数が小さい(滑らかな)性質を示し、ベアリングの特徴を併せ持つなどなど有用な特性を持った合金も開発されている。またクロム-コバルト-タングステン合金は腐食しにくいため歯科医療や外科手術などでも使われている 。近年では飛躍的に進歩したものとして、ニッケル-コバルト-モリブデン鋼の大幅な特性向上があげられる。非常に強い強度と高い靭性を持ったこの合金は、多くの分野での応用が期待されており研究が進んでいる。

加えてコバルト合金は他にも磁気材料として鉄とともに最も重要な役割を果たしてきた。コバルトを添加することにより、磁性やキュリー値が上昇するなど磁気材料としての性能が高まる。コバルトを使った合金のひとつであるアルニコ合金はかつては最も幅広く用いられていた永久磁気材料であった。

また人体にとって、コバルトは微量ながら必須の元素である。ビタミンB12に含まれている。

コバルト爆弾


原子爆弾の一種。中性子爆弾は中性子線量を増加させたものだが、コバルト爆弾ウランにコバルトを混入させガンマ線放出量を増加させたもの。SF第三次世界大戦など核戦争による世界破滅するジャンルでよく使用想定されていた。

関連項目


元素

Kobalt | Cobalt | Kobalt | Kobolt | Kobalt | Κοβάλτιο | Cobalt | Kobalto | Cobalto | Koobalt | Koboltti | Cobalt | Cobalto (elemento) | קובלט | Kobalt | Kobalt | Kobalto | Kóbolt | Cobalto | 코발트 | Kobalt | Cobaltum | Kobaltas | Kobalts | Kobalt | Kobolt | Kobolt | Cobalt | Kobalt | Cobalto | Кобальт | Cobalt | Kobalt | Кобалт | Kobolt | โคบอลต์ | Кобальт | Coban |

 

This article is licensed under the GNU Free Documentation License. It uses material from the "コバルト".

Home Pageartsbusinesscomputersgameshealthhospitalshomekids & teensnewsphysiciansrecreationreferenceregionalscienceshoppingsocietysportsworld