クロマツ(Pinus thunbergii)は北海道をのぞく日本と韓国の海岸に自生するマツ属の一種である。樹高は、40mに達することもあるが、自然の状態では滅多にそこまでは成長しない。針葉は二葉で7~12cmの長さで球果は4~7cmの長さである。アカマツと比較して黒っぽい樹皮をしており、針葉もアカマツより硬く、枝振りも太いことから日本語ではクロマツは別名「雄松」とも呼ばれる。一方、アカマツは「雌松」と呼ばれる。
汚染と塩害に強いために、一般的な園芸用樹種である。古来から盆栽用の樹種としても使われている。北米ではカミキリを媒介者としてアメリカマツノザイセンチュウのために広い範囲で死滅している。続いて青変菌が進入すると速やかに樹勢が衰え枯死する。このマツノザイセンチュウは偶発的に日本へも侵入し、クロマツ林分に打撃を与えている。 裸子植物 | 木