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クリケット (cricket) は、半径100メートルほどの広大なフィールドで行われる野球に似た球技。野球の原型ではないかという説もある。

イギリスで発祥したスポーツであるため、英連邦諸国や、イギリスを旧宗主国とする国々などで絶大な人気を誇る。また、サッカーに次いで世界で2番目に競技人口の多いスポーツである(競技人口が多いのは、人口大国であるインドで人気があるのが影響している)。日本においては競技人口は多くはない。

概要


以下は概要であり、実際のプレイでは例外や拡張した運用がなされる。ルールは"THE LAWS OF CRICKET"と呼ばれるクリケット競技規則で決められている。

ゲームは、11人で構成されるチームが攻撃側と守備側に交互に分かれて対戦する。プレイフィールドの中央にピッチと呼ばれる縦長の場所があり、その両端に高さ71cmの三本の杭(スタンプ)とそれを上部で繋ぐ梁(ベイル)で構成されるウィケットと呼ばれる柱状のものが刺さっている。

守備側はボールを投げるボウラー、それを受けるウィケットキーパー、その他の9人は野手(フィールダー)としてプレイフィールド各所に配置する。

攻撃側はウィケットの手前に一人ずつ合わせて二人、バッツマンとして配置につき、残りは成り行きを見守る。

ボウラーは片側からウィケット目掛けてボールをワンバウンドで送球(ボーリング)する。ウィケットが倒されるとバッツマンはアウトになってしまうので、それを阻止すべくバットを用いてそれをブロックする。それと同時に、ボールを遠くまで打ち、ボールがピッチから離れている間に二人いるそれぞれのバッツマンが相方の側のウィケットの所まで走り、双方が到達すると1得点(ラン)が入る。余裕がある場合は双方が1往復、1往復半、2往復などしても良く、それぞれ到達した分だけ得点が入る。また、プレイフィールドの境界(バウンダリー)を超えてボールが飛んでいった場合は、走らなくても規定の得点が入る。ゴロでバウンダリーを越えた場合は4点、飛球であれば6点である。球を打ったバッツマン(ここでは「打者」という)が、走ってもアウトになりそうだと判断した場合は走らなくて良いが、その場合は得点は入らない。もう一方のバッツマンは打者の判断に従って走る。打者は、球を打ったときは「YES」「NO」と叫んで、もう一人のバッツマンに意思を伝える。

バッツマンがアウトになるのは、

  1. 打ったボールがノーバウンドで捕球される
  2. バッツマンが走っている間にボールがウィケットに戻ってきて、ウィケットが倒される
  3. 本来ならばウィケットを倒していたであろう投球をバット以外の体の部分で妨害した(LBW = Leg Before Wicket)
などの場合である。アウトになったバッツマンはチームの別の人と交替する。攻撃側が10人アウトになった時点で攻撃(1イニングス)が終了し、攻守交替となる。アウトの数は「ウィケット」を単位として数える。

ボウラーは投げる機会ごとに投球数が決められており、6球投げることを「1オーバー」といい、通常6オーバーで次のボウラー(野手も兼ねている)に交替する。その際、投げる側も変更となり、野手の配置も反対側に移動となる。

攻撃と守備をそれぞれ2回終了した時点で獲得したランの数が多い方が勝ちとなる。通常一試合に3~5日を要する。最近では、一日で試合が終わるように、オーバーの数でイニングを終わらせる「リミテッド・オーバー・ゲーム」も行われている。50乃至60オーバーで攻守交替するのが一般的である。

外部リンク


関連項目


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