中世都市には、徒弟制度と称される厳格な身分制度が存在し、その頂点に立つ親方は、職人・徒弟を指導して労働に従事させた。ギルドに参加できるものは親方資格をもつものに限られていた。
製品の品質、規格、価格などは厳しくギルド内で統制され、品質の維持が図られた。販売、営業、雇用および職業教育に関しても独占的な権利を有していたため、自由競争を排除してギルドの構成員が共存共栄することが可能だった。しかし、このことが各個人の自由な経済活動を阻害したともいえる。教会と密接なかかわりがあり、集団ごとに守護聖人をもち、その祝日などに会合を行うのが普通であった。
近世の絶対王政下において、各都市の自主性が失われ王権に屈していく中で、ギルドは王権に接近して特権集団として自らの利権擁護を図った。しかし、徐々に市民階級が成長すると、閉鎖的・特権的なギルドへの批判が強まり、市民革命の中でギルドは解体を余儀なくされた。
しかし、遅くまで封建制が残っていたドイツでは、ギルドあるいはその行動様式が残っており、またオットー・フォン・ビスマルクも彼らを囲い込むためにギルドに支持される職業別の社会保険制度を作り上げた。この制度は21世紀まで生き残り、ドイツ社会の行動様式を根本的に規程するものだと言われている。
Gremi | Lav (organisation) | Zunft | Guild | Gildo | Gremio | صنف | Kiltalaitos | Corporation | גילדה | Gilde (beroepsgroep) | Laug | Laug | Gildia | Skråväsen | Цехи