キヨスク (kiosk) とは、新聞、雑誌、タバコ、菓子、などを売る小型の売店。
1932年4月に、上野駅・東京駅構内に10店舗で鉄道弘済会が物品販売を行う売店を開いたのに始まる。鉄道事故などで一家の働き手を失ってしまった家族に働き口を確保する目的があったと言われる。1973年に、それまでの「鉄道弘済会売店」からのイメージチェンジを図るため、KIOSK(キヨスク)という愛称が付けられた。KIOSKはトルコ語のköşk(キョシュク。「東屋(あずまや)」の意味)に由来する英語で、「清く」「気安く」の意味から「キヨスク」と読ませた。
日本国有鉄道(国鉄)の分割民営化に合わせて、鉄道弘済会は財団法人鉄道弘済会とJRグループ各社が出資する6つの株式会社(北海道キヨスク、東日本キヨスク、東海キヨスク、西日本キヨスク、四国キヨスク、九州キヨスク)に分割された。
北海道キヨスクは北海道旅客鉄道(JR北海道)のほかに札幌市営地下鉄駅売店も担当している。西日本キヨスクは2000年4月1日に西日本旅客鉄道(JR西日本)の物販・飲食事業を行っている子会社の再編成により株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネットに社名変更した。同様に、九州キヨスクも2005年7月1日に九州旅客鉄道(JR九州)の小売事業再編によりam/pmおよび生活列車を経営するジェイアール九州リーテイルと合併し、JR九州リテール株式会社となった。
近年は鉄道乗客数の減少による収益減少から中小の駅からは撤退するケースが多々見られ、各ホームごとに複数の店舗を有した駅でも駅舎内の1店舗に集約したり、キヨスク各社が展開するコンビニエンスストア業態に転換されるケースが見られる。その他のコンビニチェーンが進出するケースも見受けられる。
なお、諸外国では一般的に電話ボックス、インターネットができるちょっとしたブース、宝くじやナンバーズの販売所といった小さな面積で一定の機能またはサービスを提供するものに対して、この呼称が使われる。「コンパクトにまとまっていて機能的なサービスを提供する店=キヨスク」と考えられる。
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