article

カワサキ・900 Super Four、通称Z1(ゼットワン)とは、川崎重工業が製造した大型自動二輪車である。

概要


1960年代、カワサキはアメリカ市場の要請により大排気量車(750cc)を開発していたが、1968年ホンダCB750Fourを発売したことにより白紙撤回。一気に900ccにまでスープアップしたエンジンを搭載したモデルの開発が進められた。その努力の結晶がZ1(Z900 SuperFour)である。

馬力だけの大型2ストローク車や旧メグロ車の鈍重なエンジンのイメージしかなかったカワサキのイメージを根底から覆す、パフォーマンスの高い足回りとエンジンを持った画期的なモデルであった。

先行して発売されていたホンダCB750による事故が多発し、国内発売は750ccまでという規制が行われた後の発売となり、海外輸出専用モデルとなった。

その後、排気ガス規制のためキャブレター径を29から26へと変更されたZ900が発売されるが、最大出力も大幅にダウンしてしまったことや、排気量1000ccを超えるライバル車の出現等により排気量のアップが余儀なくされる。1977年に発売されたZ1000にフラッグシップの座を明け渡し、生産終了となった。

主要諸元


  • 製造初年:1972年
  • 全長×全幅×全高:2205×800×1150mm
  • メインフレーム:鋼管ダブルクレドール
  • サスペンション形式:
    • フロント:正立テレスコピック
    • リア:窒素ガス封入式ショックアブソーバ×2
  • エンジン形式:空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒
  • 総排気量:903cc
  • ボア×ストローク:66×66mm
  • 最高出力:82hp/8,500rpm
  • 最大トルク:7.5kg-m/7,000rpm

※尚、Z1の通称はエンジン形式Z1Eに因る。

モデルチェンジによる仕様の変遷


  • Z1 センターカムチェーントンネルのオイル漏れ対策実施
  • Z1A グラフィックカラーの変更、エンジンの黒塗装を廃止
  • Z1B グラフィックカラーの変更、チェーンオイラー廃止、エンブレム"900"書体変更
  • Z1A4 ダブルディスク化、点火系の変更、公害対策による吸排気変更

姉妹車


オートバイの車種

Kawasaki Z900/Z1

 

This article is licensed under the GNU Free Documentation License. It uses material from the "カワサキ・Z900/Z1".

Home Pageartsbusinesscomputersgameshealthhospitalshomekids & teensnewsphysiciansrecreationreferenceregionalscienceshoppingsocietysportsworld