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カリフォルニア州(California CA)はアメリカ合衆国西岸の西海岸の大部分を占める。

アメリカの州のうちでは最大の人口を誇り、大統領選の選挙人数も最多である。

ワシントン州オレゴン州と共にリベラルな気風で、保守的な中西部に対して「レッドウッド・カーテンの向こう側」と称される。

歴史


主要記事:History of California

サンフランシスコ湾地帯を中心とする北部と、農業が盛んな中部、ロサンゼルス~サンディエゴ帯を中心とする南部に分かれる。湾地帯にはシリコンバレーが含まれ、全米で最も経済的に進んだ地域の一つである。ロサンゼルスハリウッドを抱えるなど、エンターテイメント産業の世界的中心である。

アジア南米に近いため、移民が多い。移民はそれぞれの居住区に固まる傾向が強く、民族のサラダボールという形容が当てはまる。チャイナタウンコリアンタウンリトルトーキョーリトルサイゴンリトルインディアなどが有名である。なかでもメキシコ移民が多く、スペイン語は州準公用語となっている。

元々はスペイン人によって開拓されたが、19世紀の米墨戦争の結果、メキシコからアメリカに割譲されアメリカ領となった。

後にアメリカ合衆国大統領となった、ロナルド・レーガンはカリフォルニア州知事を経験している。2003年10月、俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが州知事に当選した。

地理


参照:カリフォルニア州の郡一覧

アメリカ大陸の西部、シエラ・ネバダ山脈の西側の太平洋に面した地域である。環太平洋造山帯に含まれ度々マグニチュード8クラスの地震を経験している。

州の形状は南北に長く、最南端の都市サンディエゴには国境があり、リオ・グランデ川の向こうはメキシコである。また北部はオレゴン州に、東側はネバダ州に隣接している。

気候は主に夏にまばゆい太陽が輝く地中海性気候で、降水量は多くなく、シエラ・ネバダ山脈に降った雪解け水の伏流水を井戸で汲み上げているところが多い。しかし急激な人口増加で新たな水源の確保が課題となっている。

州の形状や長い海岸線、高低差などのために、州の南端と北端または海岸部と内陸部ではかなり気温や気候が異なることもある。 そのため、南部の海岸でサーフィンをする人がいる一方、内陸の山地帯ではスキーをする人がいたりもする。

また、ヨセミテ国立公園デスヴァレー国立公園など特徴のある著名な国立公園(National Parks)が随所にあり、年中多くの人々を楽しませている。

人口動静


人口

歴史的人口
国勢調査
人口

1850年 92,597人
1860年 379,994人
1870年 560,247人
1880年 864,694人
1890年 1,213,398人
1900年 1,485,053人
1910年 2,377,549人
1920年 3,426,861人
1930年 5,677,251人
1940年 6,907,387人
1950年 10,586,223人
1960年 15,717,204人
1970年 19,953,134人
1980年 23,667,902人
1990年 29,760,021人
United States 2000 Census 33,871,648人

2006年現在カリフォルニア州は人口37,172,015人である。カリフォルニア州は最も人口の多い州であり、全アメリカ合衆国人口の12%を占める。また人口全米トップ50都市のうち8都市がカリフォルニアにある。

人種構成

アメリカ合衆国統計局は、ヒスパニック系を2つのカテゴリー分けている。ヒスパニック系は「ヒスパニック」とだけではなく、白人またはアジア系に分類される場合も、また、単純に「その他の人種」と分類される場合もある。そのために国勢調査データが分かりにくいと言われている。そのため下記は「ヒスパニック系」を明確に分類した。それぞれのグループのヒスパニック系以外の数値(ヒスパニック系以外の白人、ヒスパニック系以外のエスキモー人、ヒスパニック系以外の混血など)を掲載した(人種及び国勢調査上のもっと多くの情報についてはこのウェブサイトを参照のこと:*)。

2000年国勢調査 * 2003年見込み *
白人 47.4% 45.2%
ヒスパニック 32.4% 34.3%
アジア系 11.0% 11.4%
黒人 6.5% 6.3%
混血 1.9% 1.9%
先住民及びイヌイット 0.5% 0.5%
Native Hawaiians 及び他の太平洋諸島系 0.3% 0.3%
 
カリフォルニア州内の民族はメキシコ系 (25%)であり、その後、アジア系、イギリス系、ドイツ系、及びアイルランド系と続く。メキシコ系及びChicanoの多くはカリフォルニア州南部、セントラルヴァレー、サリナス、及びサンフランシスコ湾地域に暮らしている。イギリス系の白人アングロサクソン民族の多くはシエラネバダ東部、極北、及び北部海岸に暮らしている。アジア系が北米、合衆国内で最も集中しているのが、サンフランシスコの近辺である。

言語

2000年現在、5歳以上のカリフォルニア州民の60.5%は家庭で英語を話し、25.8%はスペイン語を話している。その後は中国語2.6%、タガログ語2.0%、及びベトナム語1.3%と続く。

宗教

カリフォルニア州の住民の宗教は以下の通り。

多くの他の西部の州と同じく、カリフォルニア州では「無宗教」が合衆国のその他の地域に対して高い。

重要な都市及び町


Image:Sacramento from Riverwalk.jpg|サクラメント Image:DowntownLosAngeles.jpg|ロサンゼルス Image:Sandiego.arp.750pix.jpg|サン・ディエゴ Image:Lightmatter sanfrancisco.jpg|サン・フランシスコ Image:SanJoseDowntownIMG016elf wb.jpg|サンノゼ Image:Long Beach, CA at night.jpg|ロング・ビーチ Image:Cascadeswaterfallmontereypa.jpg|モントレーパーク Image:La2-oakland.jpg|オークランド カリフォルニア州は大きなmetropolitan area内に大多数が属する、478都市を有している。カリフォルニア州の人口の68%は2つの最大大都市圏、Greater Los Angeles Area 及び サンフランシスコ湾地域に住んでいる。

上記の地域内の重要な郊外の一覧、参照:List of urbanized areas in California (by population)

参照:List of cities in CaliforniaList of cities in California (by population)

カリフォルニア州内の25の豊かな場所

以下のリストは per capita incomeによる順位である:

  1. Belvedere, California - マリン郡 - $113,595
  2. ランチョサンタフェ (カリフォルニア州) - サンディエゴ郡 - $113,132
  3. Atherton, California - サンマテオ郡 - $112,408
  4. ローリングヒルズ (カリフォルニア州) - ロサンゼルス郡 - $111,031
  5. ウッドサイド (カリフォルニア州) - サンマテオ郡 - $104,667
  6. Portola Valley, California - サンマテオ郡 - $99,621
  7. ニューポートコースト (カリフォルニア州) - オレンジ郡 - $98,770
  8. Hillsborough, California - サンマテオ郡 - $98,643
  9. Diablo, California - コントラコスタ郡 - $95,419
  10. Fairbanks Ranch, California - サンディエゴ郡 - $94,150
  11. ハイデンヒルズ (カリフォルニア州) - ロサンゼルス郡 - $94,096
  12. ロスアルトスヒルズ (カリフォルニア州) - サンタクララ郡 - $92,840
  13. Tiburon, California - マリン郡 - $85,966
  14. Sausalito, California - マリン郡 - $81,040
  15. Monte Sereno, California - サンタクララ郡 - $76,577
  16. Indian Wells, California - リバーサイド郡 $76,187
  17. マリブ (カリフォルニア州) - ロサンゼルス郡 - $74,336
  18. デルモンテフォレスト (カリフォルニア州) - モントレー郡 - $70,609
  19. ピードモント (カリフォルニア州) - アラメダ郡 - $70,539
  20. Montecito, California - サンタバーバラ郡 - $70,077
  21. Palos Verdes Estates, California - ロサンゼルス郡 - $69,040
  22. Emerald Lake Hills, California - サンマテオ郡 - $68,966
  23. Loyola, California - サンタクララ郡 - $68,730
  24. Blackhawk-Camino Tassajara, California - コントラコスタ郡 - $66,972
  25. ロスアルトス (カリフォルニア州) - サンタクララ郡 - $66,776

California locations by per capita income

ノート:アメリカ合衆国内のRichest_counties_in_the_United_Statesであるマリン郡の順位は一人当たりの収入を基本としている。

経済


''主要記事:Economy of California

主な会社など

カリフォルニア州に本拠地のある企業には以下のようなものがある。

主な産業など

  • 映画産業

教育


主要記事:List of colleges and universities in California
Image:Berkeley glade afternoon.jpg|バークレイ Image:Stanford University campus from above.jpg|スタンフォード Image:RHall.JPG|UCLA Image:USC Bovard Auditorium enh.jpg|USC

傑出している州立研究型大学は世界の中で他の施設よりも多くのノーベル賞受賞者を雇用しているカリフォルニア大学であり、世界で優れた公立大学システムであると考えられている。9つの UC キャンパスはバークレー校ロサンゼルス校サンディエゴ校デービス校サンタクルーズ校サンタバーバラ校アーバイン校リバーサイド校マーセド校である。カリフォルニア大学サンフランシスコ校はヘルス・サイエンスの大学院生が学んでいて、Hastings College of LawはUC の4つある法律大学院の1つである。また、カリフォルニア大学はアメリカ合衆国エネルギー省ローレンス・リバモア国立研究所ローレンス・バークレー国立研究所、及び ロスアラモス国立研究所の国立研究所の管理を行っている。

カリフォルニア州立大学システムは世界の中で優れた教育システムの1つだと考えられている。このシステムは ハンボルト州立大学, カリフォルニア州立大学チコ校ソノマ州立大学サクラメント州立大学サンフランシスコ州立大学カリフォルニア州立大学イーストベイ校カリフォルニア州立大学ベーカーズフィールド校カリフォルニア州立大学チャンネルアイランド校カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校California State University East Bayカリフォルニア州立大学フレズノ校カリフォルニア州立大学フラートン校カリフォルニア州立大学ロングビーチ校カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校California Maritime Academyカリフォルニア州立大学モントレーベイ校カリフォルニア州立大学ノースリッジ校California State Polytechnic University, Pomonaカリフォルニア州立大学サンバーナーディーノ校サンディエゴ州立大学San José State UniversityCalifornia Polytechnic State University, San Luis Obispoカリフォルニア州立大学サンマルコス校カリフォルニア州立大学スタニスラウス校 と22大学で成り立っている。400,000人以上の学生を抱える、CSU システムはアメリカ合衆国の中で最大な大学システムである。ここは高校生の上位3分の1を受け入れる事を目的としている。

芸術・文化


美術館・博物館

オーケストラなど

日本との関係


カリフォルニアはハワイと並んで、日本人と最も関係の深い州のひとつである。古くはジョン万次郎福澤諭吉勝海舟から、この地を訪れた日本人は多い。意外なところでは、竹久夢二もこの地を訪れている。

明治以降は日本人移民が相次ぎ、1924年日本人の移民を禁じる排日移民法が制定される。この差別的待遇は太平洋戦争によってさらに悪化し、日系人は土地や財産を没収され、十ヶ所強制収容所に収容されることになる。(キャンプは陸軍省下のWRAによって管理されたものと、司法省によって管理されるキャンプがあった。日系アメリカ人強制収容所と一般に言われる場合には前者のことをさす場合が多い)これら大戦前の移民の出身地は、圧倒的に山陽地方及び北部九州が多く、その理由として、かつては「山陽道は旅人の往来が多く、他所への移住に抵抗感が少ない地域であるから」とされたが、「この地方は中世以来水軍の活動が顕著で、鎖国が解かれ再び出国ラッシュとなったから」と云う説もある。このためか、かつては「アメリカの標準語は広島弁である」とまで言われた。

戦後、日系人は戦時中に活躍した日系アメリカ人部隊(陸軍第442連隊戦闘団・第100歩兵大隊)の存在や、日系アメリカ人議員の輩出などで、その地位と名誉を回復する。1988年には強制収容所での不当な扱いに対して補償法案を通過させ、生存者への金銭的補償を勝ち取った。一般に、日系人は経済的には平均より恵まれているといえるが、依然としてグラス・シーリング「見えない天井」という社会問題が残されている。(そもそも日系アメリカ人は大都市に多く住み、ゆえに所得も平均以上となるのは当然と言われている)

日系人社会はおよそ一世と二世、そして戦後から1980年代までの戦後移民、バブル以降の新移民に大別することができる。一世は経済難民的で、苦労して現在の地位を築き上げてきた功労者といえるが、アメリカ社会には同化しにくく、他の移民集団と同様にリトルトーキョーといったエスニックタウンを形成する傾向がある。また戦前・戦中の迫害経験もあるため、社会に対して猜疑心が強いとも言われるが、とりわけ強制収容所での経験は一世の父権主義を心理的に崩壊させ、二世リーダの台頭によって完全にその権威が失われてしまった。

二世や三世、四世は全てにわたって「アメリカ人」である。肌の色は黄色いが中身は白人であるため「バナナ」と蔑称されることもある(ちなみにその逆は「ヨーク(卵の黄身)」と呼ばれる)。彼らは父祖の地としての日本に興味はあるものの、それ以上の感情はもたず、思考や行動はアメリカ人的である。ただ二世は親と生地という二つの文化に自己を引き裂かれるというアイデンティティ・クライシスを経験することが多く、日系アメリカ人文学のテーマとして描かれることが多い。また、アメリカで生まれ、幼少時より日本で教育を受けた後、再びアメリカに戻った人を帰米という。この場合は、心情的にも日本人とほとんどかわらないが、彼らのアメリカでの苦労もまた二世と同様に苦難を伴う場合が多かった。

戦後移民は米軍人妻(戦争花嫁)や、成功を目指して渡米した人が多く、ロッキー青木やショー小杉が代表例である。彼らは日本人と付き合わず、積極的にアメリカ社会に飛び込んでいくという傾向が見られる。そのためこの集団は個々に分散して、一つのエスニック・グループとしては形成されていない。しかし高齢化するにつれ、日本回帰の現象も見られる。

新移民はバブル以降の日本の国際化を受けて、アメリカで生活することを選んだ人たちである。脱サラ者や定年退職者、留学生などが多いが、彼らの生活は日本との関係に依存している面が多く、近年の不況から、帰国を選択するものも増えてきている。

中国人韓国人など他の移民社会と比べると、日系人社会は分散的である。団結力が弱く、無視しあったり、非難しあったりするケースが多いが、それは一つには上記のように各集団が全く異なる出自や目的を持っているからだと思われる。また、中華文化などに比べた日本文化の弱さ、キャンプでの密告合戦による相互不信、社会的地位向上のために積極的に日本文化を棄てたということも関係していると考えられる。

最近ではフジテレビ系列「ワンナイR&R」のキャラクター「松浦ゴリエ」が政府公認親善大使を務める。

その他


ドラマ『白バイ野郎ジョン&パンチ』の舞台になった、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールが置かれている事で有名。(州警察はM&Aでハイウェイパトロールに吸収されてしまった)

交通

日本の姉妹都市

関連項目


外部リンク


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