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カミツキガメ
Common Snapping Turtle 1994.jpg
分類
界:動物界 Animalia
門:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱:爬虫綱 Reptilia
目:カメ目 Testudines
亜目:潜頸亜目 Cryptodira
上科:カミツキガメ上科 Chelydridea
科:カミツキガメ科 Chelidridae
属:カミツキガメ属 Chelydra
種:カミツキガメ Snapping turtle
学名
Chelydra serpentina
英名
Snapping turtle

カミツキガメ(噛付亀・学名 Chelydra serpentina)は、カメ目・カミツキガメ科に分類されるカメの一種。中央アメリカの淡水域に生息する大型のカメだが、ワニガメと同様に飼育個体に由来するとみられる個体が日本でもたびたび発見され、問題となっている。

原産地は北アメリカ南部から南アメリカ北部にかけてで、フロリダカミツキガメ (C. s. osceola) ・ホクベイカミツキガメ (C. s. serpentina ) ・チュウベイカミツキガメ (C. s. rossignoni) ・ナンベイカミツキガメ (C. s. acutirostris) の4亜種がある。

成長すると甲長50cm前後、大型のものは60cm以上になる大型のカメで、寿命も80年にも達すると考えられている。性格は凶暴だと一般に思われているが非常に臆病であり、水からあげない限りは非常におとなしい。しかし、空腹時や攻撃を受けたときなどには名前の通り噛み付くことがあり、捕獲・取り扱いにはコツの必要なカメである。カメとしてはかなり俊敏なので大きくなると取り扱いに注意が必要である。首が長く甲羅の横まで届くが流石に後ろにまでは届かないので後ろを持てば安全だが突然向きを変えることも多いため手では捕獲しづらい。ワニガメとは異なり後ろから持ち切れなくなった時の持ち方が存在しない。 一般に指を食いちぎる・骨をも砕く等と報道されているが実際の力は弱い成体でアカミミガメ程度の力から強い成体でもネコ程度の力である。実際に噛まれた時にはたいがいの場合ネコに引っ獲かれた時とき程度の怪我(切り傷)で済む。(全治1から2週間程度)しかし、あまり清潔な生物ではないため噛まれた時には念のために破傷風の注射を行っておくことが好ましい。

捕獲方法


発見したときには棒などで突付いたり殴ったりなどせずにまず後ろに回りこみ、甲羅の後ろ半分を軽く押さえてから持ち上げると比較的容易に捕獲することができる。前記の方法が不可能な場合はまず何かを咥えさせてから持ち上げるとよい。目の前に向けて放り投げてやればたいていのものに興味を示す。 間違っても網や狩猟用の檻などを使って捕獲を試みてはいけない。捕獲のためには怖がらせないこと、攻撃を加えないことが事故防止の観点からも重要である。

輸入問題


おそらく1960年代よりペットとして日本に輸入されており、成長して大型になったことから飼いきれなくなり遺棄されたものと思われる個体が関東・新潟以西の各地で発見されている。また、千葉県印旛沼周辺では繁殖も確認されている。2001年の「動物の保護及び管理に関する法律」改定によって危険動物に指定され、飼育には都道府県条例に定められた届出が必要になった。この届出をいやがる飼育者がカミツキガメを遺棄していることから発見例が増加しているのではないかと考えられている。ただしマスコミで危惧しているほどの実害は実際には発生していない。

また、単に人間にとって危険であるというだけではなく、雑食性であり水草昆虫甲殻類魚類などを食べ、日本に帰化する能力も充分にあると考えられることから、淡水生態系全体を撹乱する可能性があると懸念されている。

平成18年6月の「動物の保護及び管理に関する法律」改正によって危険動物から削除。 このことにより「日本国憲法第94条」との兼ね合いから自治体による規制はほぼ不可能になった。 今後は最も施設基準の低い「外来生物法」一本に規制が絞られる。これにより、飼育の継続・遺棄個体の保護などが 活性化するものと見込まれる。

関連項目


外部リンク


カメ | 日本の外来種

Alligatorschildkröten | Snapping turtle | Bijtschildpadden

 

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