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Mazda roadster.JPGオープンカー (open car) とは、屋根を持たない、あるいは、折り畳み式 又は 着脱式の屋根を持つ自動車をいう。開放的な走りを楽しむ趣味的な車としてのほか、各種のパレードや、式典などにもしばしば用いられる。ちなみにオープンカーという用語は和製英語であり、韓国以外の海外ではほとんど通じない。

概要


海外におけるオープンカーに相当する用語は国や車の性質により、「バルケッタ(barchetta)」「ロードスター(roadster)」「スパイダー(spider)」「カブリオレ(cabriolet)」「コンバーチブル(convertible)」などがある。主に「バルケッタ」「ロードスター」「スパイダー」 はスポーツ走行色が強い傾向にあり、「カブリオレ」「コンバーチブル」 は単に車内空間を開放することを目的としている傾向にある。

また、最近では「クーペカブリオレ」と呼ばれる電動格納式ハードトップも登場している。以前はフェートンと呼ばれるタイプのものもあったが、上記のものがほとんどすべて2ドアなのに対し、こちらは4ドアを指すことが多く、現在ではモデルが一部の式典用を除き消滅した為ほとんど使われなくなった。(※ちなみに式典用のものは単にオープン・モデルなどと呼ばれることが多い。)

Audi.tt.arp.750pix.jpg 近年ではアウディなど一部のメーカーは、スポーツカーの派生モデルでニ座のものには「ロードスター」、セダン派生の2ドア・四座のものには「カブリオレ」の名称を用い、区別している。「ロードスター」は車体の大部分がそれ専用の部品から成り立っている場合があるが、「カブリオレ」は他の既存の車輌を利用・流用し 改造を施し、製品として出来上がっている場合が殆どである。そのためか屋根を閉めたクローズド状態を基本とする。(モノコック構造が主流である現行の)自動車の構造としての屋根を持たないために強度・剛性などに弱点があり、一部分を残したタルガトップなどもある。強度・剛性不足を補うため屋根付きのベース車両に比べて部品点数が多く、コストがかかる。屋根がないのに普通のグレードより重くて価格が高いのはこのためである。

最近では各タイプの差異は以前より曖昧になってきているが、屋根をしまうための機構を収納するために座席やトランクスペースが犠牲となっているなどいずれにしても趣味性の高い自動車である。

オープンカーの別名


オープンカーの安全性


オープンカーの安全面で問題となるのが、転覆や横転した場合の乗員に対する重大な危険性である。欧米ではTバールーフタルガトップ、または横転時に瞬時に突出して頭部を保護する干渉装置等の安全機構の装備が義務付けられている国もあるが、日本ではメーカー側も危険性をイメージさせるスタイルの採用を避ける傾向があり、また法的(保安基準)にも、この義務化はされていないのが現状である。このことは、過去においてシートベルトの必要性が議論されていながら、シートベルトが自動車の危険性を消費者にイメージさせるとして、日本のメーカーが採用を見送り続けた(このとき欧州のメーカーは積極的に採用に踏み切っている)事実が髣髴とされ、今後議論を喚起すると考えられる。

なお歴史的には初期のレーシングカーは基本的にオープンカーである。このことはミッレミリアを走るビンテージのレーシングカーを見ることによって確認することができる。(雨風を凌ぐために幌ではなく重い鉄の屋根を使うのは重量的に見合わないという思想があるためと思われる。(日本やアメリカのアニメに登場する未来型レーシングカーには大抵屋根かキャノピーがあることに注意))またライトウエイトスポーツカーの全盛期にはその多くがオープンカーの仕様であった。

オープンカーが用いられる場面


政治的な要人、皇室の式典においてオープンカーが用いられる。警備上の問題も考えられジョン・F・ケネディ大統領はオープンカーに乗っていて狙撃されている。それ以降、米国大統領は選挙キャンペーンにおいてオープンカーを使用することは極力避けている。ローマ教皇は、暗殺未遂事件以降、防弾ガラスを廻らしたオープンカーを使用している。

プロ野球の優勝パレード、大相撲の優勝力士のパレードにおいてもオープンカーが用いられる。セリーグ最終日に決定した中日ドラゴンズの優勝時にはオープンカーの手配がつかなかったという。

撮影上の問題からオープンカーが使われる場合がある。映画「007は二度死ぬ」では特別仕様のトヨタ2000GTのオープンカーが作られている。

日本における用途


日本の場合、気候区分において大部分が温暖湿潤であり、雨(雪)が多く、多湿、高温、低温で季節的に屋根を開放して快適な走行が出来る時期が限られている。また、オープン・カーが高所得者のセカンドカー的なイメージがあり、やっかみから、布製の屋根を傷つけられこともあり、ガムテープで修復してある車はよく街で見かけられる。夜間(特に女性同伴の場合)、暴走族からの格好の攻撃標的にされてしまうこともある。

さらに盗難の対象になりやすく、人気のない路上やファミレスの駐車場に駐車されている場合、真っ先に悪戯や盗難の標的になり易い。最近ではそういったセキュリティ上の問題もあって、電動格納ハードトップ式のオープンカー (クーペカブリオレ) が人気を集めている。

このような制約からメーカー側も国内向けにはオープンカーの販売は消極的であり、消費者も開放感を求めるためには、サンルーフなどのオプションを選択する場合が多い。

オープンにした状態と季節

  • 春 快適に乗れる
  • 夏 関東以南では6月を過ぎたころから9月始めはきつい。直射日光は危険。逆に北海道では快適に乗れる時期が多い。
  • 秋 快適に乗れる
  • 冬 気温や陽射しにより快適に乗れることもあり (ただし非積雪地の場合)
日本においてオープンカーに最適な季節は春、秋、冬の一時期である。18度から25度程度の気温がエアコンなどを用いずに快適に乗れる目安である。冬場はエアコンやシートヒーターを使うと顔だけが寒いだけで意外に気持ちよかったりする。また冬の昼間は陽射しがあれば快適に乗れることもある。夏場はエアコンをつけても汗が流れ快適な環境で乗ることは不可能であるが、かろうじて夜間は気持ちよく乗れる場合もある。オープンカーの基本として気持ちのいいドライブが可能かどうかが開閉のポイントである。

車名


関連項目


自動車の形態

Cabrio | Convertible | Kabrioleto | Cabriolet | Cabriolet | Cabriolet | 컨버터블 | Cabriolet | Kabriolet | Convertible | Cabriolet

 

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