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エンテ型飛行機は水平尾翼を廃して、かわりに主翼の前に(水平な)前翼をつけた形態の飛行機をいう。先尾翼機とも。

エンテはドイツ語の「かも」のことで、英語ではカナード、フランス語ではカナールという。これは、白鳥の飛翔時のの位置が後方にあることに由来する。

初期の航空機においては、先尾翼の機体も多く、ライト兄弟フライヤーも機首に小翼をもち、サントス・デュモンの14bis型機も先尾翼であった。

特徴


プロペラ機

プロペラ機の時代のエンテ型の利点は以下のようなものだった:
  1. プッシャー形式にすることによって断面積の大きなレシプロエンジンを機体後方に置けるようになり、機首をとがらせて、正面面積を小さくできること → 抗力の低減
  2. 前方に銃弾に対する障害物となるプロペラがなく、機首に武装の装備がしやすいこと
  3. 迎え角時、前翼が先に失速すると機首が下がるため、主翼が失速しにくいこと

一方の欠点は

  • 墜落する機体から脱出したパイロットがプロペラに巻き込まれるおそれがある点
などである。

プロペラ機のものは、第二次世界大戦中などにいろいろな国で試作されたが、量産された機種はない(プッシャー形式の戦闘機はサーブ J21が実用化されているが、エンテ式ではない)。

ジェット機

ジェット機の時代になって、後退翼・デルタ翼の低速での特性を改善するためや、機動性を向上させるために前翼を採用する機体がふえている。


関連項目


航空機の形態

Canard | Canard | Plan canard | Kaczka (lotnictwo)

 

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