エリンギ (学名:Pleurotus eryngii)は、キシメジ科ヒラタケ属のキノコで、食用キノコの一種。
南ヨーロッパ、ロシア南部、中央アジアなどの草原地帯や乾燥性のステップ気候の地域に自生し、セリ科のヒゴタイサイ属(エリンジウム属)の植物(Eryngium campestre)の枯死した根部に特異的に寄生することから学名が付けられた。日本には自生しておらず、和名もない。
ヨーロッパではもともと人気のある食用キノコであったが、日本では1990年代に入って愛知県の愛知県林業センターで始めて栽培が行われ、その後生産が拡大した。
マツタケによく似た食感だが肝心の香りが無い。しかし、値段が格段に安く味も良いため、近年よく食べられている。アワビに似た食感と評されることもあり、縦に走る繊維と直角に切ったものを中華スープと醤油で煮込んだものや、食べやすい大きさに裂いてバターで炒めたものなどがおいしい調理法であるといえよう。