一般的にドレス及びその附属する装飾品(ベール、グローブ、靴、アクセサリーなど)は、清純さを表すために白色を基調(ホワイト、シャンパンカラー、オフホワイトなど)とする。まれに桃色・水色などが見られるが、それらも極力淡い色を用いる。
日本では、1873年に長崎で磯部於平(いそべ おへい)という女性が中国人と結婚した際に初めてウェディングドレスを着用し、2年後に森有礼も西洋式の結婚式を行なったが、当時の日本にはウェディングドレスはなく、国外から購入したものであった。その後も洋式の結婚式はごく一部の著名人に限られた。一般向けとしては、1929年の婦人雑誌に洋装花嫁としてウェディングドレスを紹介する記事が出たのを嚆矢とするが、当時の結婚式は仏式・神前式が絶対多数で普及は成らなかった。第二次世界大戦後はアメリカ文化の流入で一般にも知られるようになったが、ウェディングドレスの絶対数が少なく、洋装での挙式を受け入れる体制が不充分だった事もあり、1960年頃でもウェディングドレスの利用者は全体の3パーセント程度であった。しかし西洋文化への根強い憧憬、服装をはじめとする生活様式の洋風化、また和装の花嫁衣装に比べて廉価で着用も容易であるなどの利点があり、一方で桂由美らにより供給側の充実も図られ、60年代後半から80年代にかけて急速に普及して和装を圧倒し、花嫁衣装の主流を占めるに至った。
しかし、第二次世界大戦後は社会に対する宗教的規制が弱まり、自由を求める機運が高まったことや女性の社会的地位が上がったこともあって、ウェディングドレスのデザインも従来の観念にとらわれなくなり、また女性の美や魅力を強調する傾向もあって、オフショルダー・ビスチェ・ホルターネックのような肩・胸・背を大胆に露出するものが人気を呼び、日本でも1990年代からこうした型のドレスが増えている。
| 名称 | 説明 | イメージ |
|---|---|---|
| Aライン | アルファベットのAのように、バスト下やウエストから直線的に裾が広がった型。 | Dress-A.png |
| マーメイドライン | 体にぴったりしたドレスで、膝下付近から裾を広げ、人魚の尾ひれ状にした型。 | Dress-M.png |
| プリンセスライン | 上半身は体にフィットし、腰から裾にフレアで広がった型。英国皇太子妃が好んで着たのでこう呼ばれる。 | Dress-P.png |
| スレンダーライン | 体の線に沿った細身のドレス。裾も狭く、大人っぽい型。 | Dress-S.png |
| ベルライン | 「鐘」という名称通り、ウエストを絞って腰回りを膨らませた型。 | Dress-B.png |
| エンパイアライン | バスト下から直線的に、しかしAラインのように裾があまり広がらない型。 | Dress-E.png |
| ミニ | ミディ丈のものは60年前後から発表されていたが、1965年にミニスカートが発表されるとウェディングドレスもミニ丈のものが現われた。しかし斬新なスタイルにとどまり、ほとんど普及していない。 | Dress-Mini.png |
Brautkleid | Wedding dress | Trouwjapon | Brudklänning | 婚紗
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