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PatriciaNeske.jpg選手)]] イナバウアーフィギュアスケートの技で、足を前後に開き、つま先を180度開いて真横に滑る技である。

2006年のトリノオリンピックで話題になった、荒川静香の体を反らすイナバウアーは、「レイバック・イナバウアー」と呼ばれる。(後述)

語源


1950年代に活躍した旧西ドイツフィギュアスケーターであるイナ・バウアー(Ina Bauer)が開発したのでその名が冠された。

Ina Bauerは、1941年生まれのドイツの女子シングルのフィギュアスケーター。3度ドイツチャンピオンとなり、ヨーロッパ選手権や世界選手権でも活躍した。フリーの演技を得意としていたが、規定を苦手としていた。映画にも出演したことがある。

技法について


1ストロークで長い距離または時間を、ある姿勢を保ったまま滑る技を「ムーヴズインザフィールド」と呼ぶ。ムーヴズインザフィールドには、「スパイラル」「スプレッドイーグル」「イナバウアー」、「シュートザダック」などがある。そのうち、スプレッドイーグルは、両足のトウ(つま先)を外側に大きく開いて横に滑るものをいう。

イナバウアーはこの変形であり、片方のひざを曲げ、もう片方の足は後ろに引いて伸ばした姿勢で、両足のトウを外側に大きく開いて横に滑る技である。上半身をそらすことはイナバウアーの要件ではないが、上半身をそらすことが多い。

現行の採点方法では、ステップにもスパイラルにも含まれないので、技術点に加味されず、得点に直接はつながらない。ただし、プログラムの構成点のうち、「技のつなぎ」の項目で評価される可能性がある。

荒川静香のイナバウアー


2006年のトリノオリンピック、女子フィギュアスケート・シングル競技において金メダルを獲得した荒川静香はイナバウアーを得意とし、フリー演技本番でもイナバウアーを披露して観衆の喝采を浴びた。荒川は上半身をそらしながらイナバウアーを行った。これをレイバック・イナバウアーと呼ぶ。荒川の他、太田由希奈らが得意とする。

荒川のレイバック・イナバウアーは非常に美しい技であり、芸術性に優れる。しかし、2005年世界選手権以降の新採点方式では得点に加算されない技となった。荒川本人もオリンピック本番の演技にレイバック・イナバウアーを取り入れるかどうかは迷っていたが、得点にとらわれ過ぎた彼女を見たファンからの「美しくあってほしい」というメッセージを見た荒川はたとえ得点にならなくても観客に喜んでもらえる演技をしたいと考え、イナバウアーを取り入れ見事に観客を魅了した。なお、レイバック・イナバウアーからジャンプに及んでいるためジャンプの得点がプラスされていると言われている。

レイバック・イナバウアーは極度に難しい技ではないが、荒川は誰よりも深く上体を反らすので、他の選手には真似できないと言われる。荒川本人は、「見よう見まねでやっていた技でこれほど注目されるとは思わなかった」と語っている。

荒川は、2004年の世界選手権で優勝した際は、リンクを横切るように動いていたが、2006年のトリノオリンピックでは練習で曲線を描きながら動くイナバウアーを披露し、本番ではフリーでこの技のあとに3-2-2回転の3連続ジャンプを決めた。

外部リンク


フィギュアスケート | スケート

Ina_Bauer | Ina Bauer (element) | Ina Bauer (łyżwiarstwo)

 

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