アマミノクロウサギ(奄美黒兎)は、奄美諸島の奄美大島と徳之島だけに生息する、ウサギ科 アマミノクロウサギ属の動物である。アマミノクロウサギ属にはアマミノクロウサギ1種のみが属している。耳が短く、後足も短いため、外見はウサギらしくない。500万年前から160万年前までの鮮新世から変わらない、ウサギ科では最も原始的な種とされる。特別天然記念物、に指定されている。
子どもは4~5月に生まれる。一回の出産で通常1頭、時には2頭が生まれる。母親は、自分の巣穴から離れたところに育児専用の巣穴を作り、そこで出産を行う。子どもは育児専用の巣穴に隠され、母親は一晩に一回、そこを訪れ授乳を行う。アマミノクロウサギの母乳は非常に濃いため、一日に一回の授乳で子どもは十分育つことができる。育児専用の巣穴を離れる際、母親は入り口を埋め戻し、外敵から見つからないようにする。
アマミノクロウサギは、奄美大島と徳之島の孤立した環境におり、ハブ以外には特に天敵いないため、数百万年にわたり変わらぬ生態を続けてきたと考えられている。これらの島には、ハブ退治のためにマングースが人為的に移入され、アマミノクロウサギの生存を脅かしている。
哺乳類天然記念物 | 特別天然記念物 | 重歯目 | 絶滅危惧IB類
Ryukyu-Kaninchen | Amami Rabbit | Pentalagus furnessi | Pentalagus
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