| アシカ亜目 Pinnipedia | ||||||||||||
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| sealu.jpgナンキョクオットセイの子ども Arctocephalus gazella | ||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||
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| 科・亜科 | ||||||||||||
アシカ亜目(あしか-あもく)は、海生哺乳動物の分類名。ネコ目(食肉目)の下位グループに位置づけられる。 かつては(陸生の食肉類である「裂脚類」=ネコ亜目 に対して)「鰭脚類(ききゃくるい)」と呼ばれたが、この呼称は今でも使われることがある。 なお、現生の海生哺乳類としては、アシカ亜目のほかに、クジラ目(鯨目)とジュゴン目(海牛目)の2つのグループがある。
アシカ亜目に属する動物は、冷たい海に生息している。
水中生活に適応しており、流線型の体型で、四肢が鰭(ひれ)状に変化している。
体はかなり大型で、最も小さいガラパゴスオットセイでも、成獣になると体重30kg、体長1.2mほどとなる。
最も大きいミナミゾウアザラシのオスでは、体長4mを超え、体重は2.2トンにもなる。
アシカ亜目のすべての種は広義の肉食であり、魚、貝、イカ、その他の海洋生物を捕食している。
しかしその後、第1に肢の骨格の構造の研究から、第2に近年の分子生物学的研究、すなわちミトコンドリアDNAの分析から、鰭脚類はアンフィキオン科を祖先とする単一の系統である、とする説が有力となった。この説は、漸新世後期の地層から発見された最も原始的な化石の詳しい研究によっても裏づけられた。現在では、かつての独立起源説に替わり、この単一起源説が広く受け容れられている。
新生代の第2の時代である始新世は、哺乳類の「第二次の適応放散」の時代であり、齧歯類や奇蹄類、偶蹄類のような新しいタイプのグループが古い哺乳類のグループを駆逐したが、哺乳類が海や空に新たな生活圏を見出したのもこの時代であった。
クジラ類は、海に進出した当初は(ちょうど現在の鰭脚類と同じように)沿岸にすむ水陸両生生物であったが、その後水中生活に特化し、現在のような、沖合いでの生活に適応した。このことにより、再び沿岸性の肉食動物というニッチに空きができたが、始新世の次の年代である漸新世の終わりごろになって、そのニッチに進出する形で進化したのが鰭脚類とである。鰭脚類はその後、ダイナミックな適応と進化を遂げたが、クジラ類のように外洋で生活する種を生み出すに至っていないのは、おそらく外洋のニッチがすでにクジラ類によって占有されており、進出する余地がないからだろう。
なお、鰭脚類よりわずかに早い漸新世後期に、デスモスチルス類(束柱類)が海に進出しているが、これはごく小規模なグループであり、長くは存続しなかった。
鰭脚類は、北太平洋の北東側、すなわち北アメリカ側で発生したと考えられる。鰭脚類の祖先と考えられるアンフィキオン類は、始新世後期以降、第三紀を通じて北半球で繁栄した食肉類のグループである。蹠行性の歩き方や、大型で四肢の短い体形はクマに似ているが、頭部や歯列はオオカミによく似ていた。
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