ふたば☆ちゃんねる(☆は読まない)とは、日本国内に存在するインターネット上の電子掲示板群の一群である。オタク系・アングラ系の画像掲示板としては年現在その活動が最も活発なものの一つであり、ネットワーク上にさまざまな流行語や新作画像、コラージュ画像等のネタを供給している。いつまで経っても生まれたばかりのままである。略称はふたば、双葉など。
尚、ふたば☆ちゃんねるの掲示板を動作させている画像BBSスクリプトには、既存の画像BBSのスクリプトを改変したものが用いられており、これは公開もされていることから現在数多くのアングラ系・萌え系の画像掲示板で使用されている。
また、どうしたわけか ふたば☆ちゃんねる内では(主に二次元裏@ふたば掲示板を中心に)「ふたばの管理人は美少女である」とする設定が定着しており、少女がパソコンを操作している写真や画像(※2)が貼られることもあるが、実際の容貌や性別は相変わらず不明のままである。
※1 「としあきと「」」の項にもある「datサーバのデフォルトネームが「しもんきん」に変わった」事件の際、(おそらく)初めて管理人として書き込みがあった。その際に「デフォルトネームをしもんきんにしてください!」という書き込みがあったのが、デフォルトネームが変更された直接の要因と思われる。また「ラーメン板を作ったのは何故ですか?」という質問に対し「友人がラーメン好きだからです」と答えたのも一部では有名。
※2 ネットアイドルである東京カステラの画像が用いられているが、それを指摘するものはごく少数で、大半は管理人の素顔と(いうネタと)してとらえている。
二次裏の成立については、本来絵画やイラスト等の二次元の画像を貼る目的で設置されていた「二次元画像掲示板@ふたば」掲示板(二次表)が目的外使用者等の大量流入によって荒らされてしまったことにより、2002年3月頃に隔離板として設置。対処療法的に彼らを移民させ、緩衝地帯として誕生させた事がその始まりである。
当該掲示板の成立以降、この掲示板からはその活発な活動を受けて多数のキャラクターや流行語等が生まれ、現在ではふたば☆ちゃんねるを象徴する掲示板となっている。インターネット上のオタク系サブカル世界ではしばしば(BBSの)「ふたば」と言えば二次裏を示す文脈として用いられていることも見受けられるほど、メジャー化していると言える。
二次裏の主な利用者層はふたば☆ちゃんねる全体とおおむね変わらず、当初はアニメや漫画・ゲームに興味をもち、また1980年代後半頃から続く既存のネットワークおよびBBS文化を醸成してきた中核世代とも言える、いわゆるオタク系の学生(大学生)や社会人たちがその主体であったが、活動が活発化しメジャー化が進むうちに次第に中高生が呼び寄せられ、その比率を増している。さまざまなオタク的な傾向をもつ人間に好まれている点では相変わらずではあるが、主に世代間の意識の違いによって軋轢が生じつつある点では明確な懸念が存在し、また増大しつつある。
24時間眠ることはなく、深夜や明け方にも同じ時間に同じ画像を貼るミニイベント(定時、定時貼り)が定番行事として毎日行われている。
二次元裏掲示板に貼られる画像は特にジャンルなどは決まっておらず、面白ければ、受けが取れれば善しとされているが、主利用者層の興味の指向性から、既存のアニメや漫画・ゲーム等のキャプチャ画像やスキャン画像、キャラクターをコラージュした画像などが多く貼られる傾向にある。
このような状態から著作権上明らかな問題を抱えた掲示板であることは明白と言えるが、非常に投稿数が多く、また画像を貼られても数十分~数時間で流れてしまう(新着記事・投稿によりプッシュアウトされ、ログが消去されてしまう)為、実質的に著作権者が状況確認・被害算定等を行うことは著しく困難であり、不本意ながらも放置せざるを得ない、というのが目下の現状のようである。またこのような状況から、秀逸なネタや特定のキャラクター、コラージュ画像等を集積的に収集・保管するため、ゲリラ的な「保管所」も何箇所か存在している。
二次元裏掲示板の成立当初のデフォルトネームは「名無しさん」であったが、ある日「としあき」と名乗る人物が「回転ソムリエ 15回転」等などの同人誌のアップロードを要求するなど、執拗な荒らしを繰り返し猛威を振るった折、匿名掲示板であることから他の二次裏住民も便乗して「としあき」名のハンドルを使用し、荒らしに便乗したり大本の「としあき」をからかったりするようになり、一時は手のつけようがないほどにまで「としあき」が増殖し、紛糾する事態が発生した。 その流れを受けたふたば☆ちゃんねる管理人の茶目っ気によって二次元裏掲示板のデフォルトネームとして「としあき」が採用されたことにより、「二次元裏掲示板の住人 = としあき」という図式が成立した。 またこの流れで、掲示板に投稿して新規のスレッドを立てた人物をスレあき、女性の投稿者を女子あきなどと呼称する者が誰ともなく現れ、程なく全体に定着するようになった。
名を得たことによってアイデンティティに目覚めた「としあき」たちは、その名のもとに結束と帰属意識をより強固なものとする。これは活発な活動の原動力となった反面、仮面を得たことによる無責任な振る舞い等の望ましくない結果をも招くこととなり、功罪の両面においてその名をネット上に轟かせることになる。
やがて「としあき」発祥の場である二次元裏掲示板の「としあき」たちは虹裏の伸展とともに凶暴性を増し、同コミュニティ内の秩序を破壊し、その被害が他コミュニティまで及ぶ兆候を見せていた。 そのため、あるいは夏休み期間が迫る中で毎年繰り返される、暇を持て余した無責任な中高生の大量流入による荒れ対策を予測したものとも言われているが、2004年7月15日、「管理人(美人)さん」氏の手により、当時の投稿時のデフォルトタイトルである「無念」とともにデフォルト名「としあき」は削除され、代わりに無名・無音を示す「」が二次裏掲示板の投稿者を示す呼称として定着した。
なお、2005年においては、ふたば☆ちゃんねる内において初期の二次元裏掲示板から分離したとされるえろげ板、やおい板、避難所等の一部掲示板では、投稿者のデフォルトネームとして「としあき」の設定が残っているものがあり、その残滓が見られた。
その後2005年2月5日には、一時的にdat鯖(サーバ)のデフォルトネームが「しもんきん」となったが、およそ一日で元に戻された。
2006年6月現在、may鯖(サーバ)とnov鯖(サーバ)の二次元裏掲示板において「としあき」というデフォルトネームが復活している。
尚、二次元裏の場合は、未公開のコラージュ、絵、ショートストーリー、FLASHが「○○祭り」で公開される場合が多く見られる。そのせいかログが消滅するまでに何日もかかる掲示板とは区別され、「○○祭り」に関しては好意的な印象も受け取れる。また「○○祭り」が過去ログを流す荒らし行為を肯定しているとの考えもあるが、かといって「○○祭り」を否定してしまう場合、「○○祭り」を楽しんでいる利用者の首を絞めることにもなりかねない。 そのため荒らしと疑わしきスレッドやレスには反応しないのが一番だと言われる事が多い、しかし荒らしが立てたスレッドでも面白そうな画像と本文の場合、利用者同士がそのスレッドを利用して妄想を書き込んだり雑談することもある。
また会話や妄想文で盛り上がっているスレッドを自作自演だと決めつけ、わめき立てる発言を繰り返す。 特定のキャラクター画像が使用されるスレッドで、「キャラに愛着のある人」「キャラクターに嫌悪感を催す人」「キャラクターへの愛着のあまり他人の意見を一切否定する人」を演じ、事情を知らない掲示板利用者に先入観を植え付けようとする荒らしも存在する。 特定の関連性を持つ画像や自作絵を連続で貼り付け、ログを押し流し、荒らされた責任を別の利用者に押しつけると言った自作自演も見られた。
悪質なものになると画像のリンク先にブラウザクラッシャーを仕掛ける行為やコンピュータウイルス付きサイトへのURLを貼る行為、さらには「荒らし依頼」と称して、堂々と他のサイトの掲示板への攻撃を促す行為まである。
これらのようなマナー違反者を追放する手段として、違反者の契約プロバイダからのアクセスを一時的に規制することがあるため、荒らしとは一切関係のない一般利用者にまで多大な迷惑が及んでいる。
また、煽り・釣りや掲示板スパムの数も多い上、それらを無視できず、或いは意図的に無視をせずに叩き行為に走る者も後を絶たないため、コミュニティ全体の雰囲気が殺伐としてしまうことも少なくない。他の電子掲示板では、ある程度ルールに沿った書き込みをし、荒らし行為を無視さえしていれば特に問題はないものの、ここでは上記の理由により、まともな参加者が排除されてしまうことがままある。これらの行為が横行する要因の一つとして、「基本的に流れに任せるがまま」という管理人の対応にも問題があるものと思われる。
なお現在4chanは転送量軽減の目的で日本からの画像掲示板スクリプトへの接続を規制している。この為日本から同サイトに接続したい場合は管理人に連絡を取る必要がある。
ふたばについて語るとき必ず関わってくるのは雑誌『ネットランナー』の存在である。ネットランナーはふたばを効率的に利用するための手法や二次裏発のキャラクターを利用したコンテンツを掲載するのだが、その手法はかなり強引なものであり、半ば著作権無視や、ふたばの管理運営に影響を与える事もあった。そのためふたばとその周辺では反ネットランナーの姿勢が基本であり、反ネットランナー的なバナーなどをしばしば目にすることができる。しかしながら、ネットランナーの行為にあまり影響を与えることはできていない。これは、実質的に著作権フリーに近い形で創作作品が生まれるためか作品の権利が追及し辛いことや、ふたば自体が著作権にルーズなところ等から来ていると考えられている。 これは同人誌文化による二次創作権を拡大解釈した部分もあり、掲示板の独自文化にもつながっている。
また、本来ふたばが発祥であるにもかかわらず、2ch発祥と混同されたり、全く発祥が認知されない場合もあったが、現在ではそういったことは少ない。代表的なものは「やらないか」だが、あまりにもふたばの手を離れ、ふたば特有の味付けもなされないほどブームになると、逆にふたばでは下火になるという現象も発生している。
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